再読のための覚え書き
東洋航路
サマセット・モーム(1874-1965)
西村孝次訳
日本で結婚生活を送ったハムリン夫人は、夫の不貞のために離婚を決心し、祖国イギリスに向かう船に乗った。
途中、シンガポールから乗船した農場主のギャラハーは、現地人の妻を捨てて祖国アイルランドに帰ろうとしているが、妻の呪いのために日に日に弱っていく。
船客たちは航海の間、社交や一時の浮気を楽しんでいたが、思い煩うハムリン夫人は、ギャラハーの死に啓示を受ける。
他、「臆病者」を併録。
2024.10.5読了
東洋航路
角川文庫
昭和33年3月10日初版発行
昭和36年10月20日2刷
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