再読のための覚え書き
嵐・山陰土産
島崎藤村(1872-1943)
《嵐》
妻を亡くし、男やもめとなった「私」(島崎藤村)は、4人の子どもたちを男手ひとつで育てることになった。
関東大震災が起きたり、治安維持法が制定されたりという社会の嵐と、子育てという家の中の嵐。その中で、「私」は父と母の二役をこなしてゆく。
他、娘の成長を描く「伸び支度」、子どもたちにお金を分ける「分配」、次男との旅の記録の「山陰土産」を収録。
2022.9.30読了
嵐・山陰土産
新潮文庫
昭和23年6月15日初版発行
昭和42年8月5日13刷
旧仮名遣い
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