再読のための覚え書き
大菩薩峠 第4巻
中里介山(1885-1944)
左遷となって、江戸から甲府勤番の組頭になった旗本神尾主膳は、自分よりも年若い駒井能登守が、甲府を統括する身分に就いたことが気に入らない。
そして神尾主膳は、浪人の机龍之助を、密かに甲府近くの古城跡に住まわせていた。
2022.4.29読了
大菩薩峠 第4巻
角川文庫
昭和30年8月20日初版発行
昭和45年2月20日22刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠

再読のための覚え書き
大菩薩峠 第4巻
中里介山(1885-1944)
左遷となって、江戸から甲府勤番の組頭になった旗本神尾主膳は、自分よりも年若い駒井能登守が、甲府を統括する身分に就いたことが気に入らない。
そして神尾主膳は、浪人の机龍之助を、密かに甲府近くの古城跡に住まわせていた。
2022.4.29読了
大菩薩峠 第4巻
角川文庫
昭和30年8月20日初版発行
昭和45年2月20日22刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠
再読のための覚え書き
大菩薩峠 第3巻
中里介山(1885-1944)
天誅組浪士たちを狙った爆薬で、龍之助は失明。甲州のお徳に助けられる。
宇津木兵馬は兄の敵討ちのため、龍之助を追って甲府へ。
旗本の神尾主膳は、江戸から甲府勤番となり、その腹いせに悪徳に走る。
2022.4.25読了
大菩薩峠 第3巻
角川文庫
昭和30年8月5日初版発行
昭和45年12月30日26刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠
再読のための覚え書き
大菩薩峠 第2巻
中里介山(1885-1944)
龍之助は、江戸では、幕府の警備隊である新徴組に入り、奈良では、倒幕派の天誅組に入る。彼に主義なぞはない。ただ、剣に生きるのみ。
2022.4.22読了
大菩薩峠 第2巻
角川文庫
昭和30年7月20日初版発行
昭和42年3月10日22刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠
再読のための覚え書き
大菩薩峠 第1巻
中里介山(1885-1944)
「音無しの構え」で知られる剣士・机龍之助は、甲州裏街道大菩薩峠で、巡礼の老人を斬る。老人の連れの孫娘お松は、義賊の七兵衛に助けられて江戸へ向かう。
龍之助は、神社の奉納試合で宇津木文之丞を殺し、その妻お浜を連れて江戸へ逃げる。
宇津木文之丞の弟の兵馬は、江戸で龍之助を探し出し、果し状を突きつけるのだった。
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数ページ読んで、「何これ?おもしろ過ぎるー!」となった。
紙芝居を見ているかのような、または、子どもの頃、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを読んでいた時のような、心が躍る感じ。
江戸〜明治維新の大河小説なのだが、全部で27巻もある。しかも未完。全部読めるだろうか。
2022.4.20読了
大菩薩峠 第1巻
角川文庫
昭和30年7月5日初版発行
昭和45年6月30日33刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠 第1巻
再読のための覚え書き
斜陽
太宰治(1909-1948)
戦後、時代に翻弄されて没落してゆく華族の一家。「最後の貴族」の品位を失わない母、肉体労働をも厭わない長女かず子、退廃的な小説家の上原に憧れて荒んだ生活を送る弟の直治。それぞれの生き様。
「人はこの世の中に生れて来た以上は、どうしても生き切らなければいけないものならば、この人たちのこの生き切るための姿も、憎むべきではないかも知れぬ。生きている事。生きている事。ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。」
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30年以上ぶりの再読。
ストーリー展開すら忘れてる……。
《斜陽》という言葉で形容される没落は伏線のようなもの。語られているのは、太宰の死生観だったんだな。
2022.4.17読了
太宰治
角川文庫
昭和25年8月15日初版発行
昭和37年7月30日37刷
#本 #読書 #文学 #文庫 #太宰治 #斜陽