再読のための覚え書き
草の花
福永武彦(1918-1979)
東京郊外のサナトリウム。私の病室に転院してきた重い結核患者である汐見は、肺の形成手術ではなく、危険視されている肺葉摘出手術を強行に望む。それは自殺行為にも等しかった。
手術室に向かう汐見は、枕の下に隠した2冊のノートを、私に託した。
2冊のノートに綴られた、汐見の2つの青春。恋愛、生と死、宗教、戦争、そして絶望的な孤独。
2021.11.28読了
草の花
新潮文庫
昭和31年3月10日初版発行
昭和36年10月10日11刷
旧仮名遣い
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