再読のための覚え書き
昼顔
ジョセフ・ケッセル(1898-1979)
堀口大學訳
医師の夫とともに何不自由ない生活を送る若妻セヴリーヌは、なぜか夫の信頼や愛情だけでは満たされない。
ある日セヴリーヌは、知人の女性が売春宿で働き始めたことを知り、衝撃を受ける。
そして、自身の満たされない思いの理由を見つけたかのように、セヴリーヌは売春宿を訪れ、夫のいない昼間だけ稼ぐ「昼顔」という源氏名を付けられて娼婦として働き始める。
夫にはあくまでも純真な愛情を捧げようとしつつ、霊と肉の不調和を抱くセヴリーヌは、本能に引きずられて深みへと堕ちていく。
2024.9.3読了
昼顔
新潮文庫
昭和27年8月15日初版発行
昭和42年10月15日20刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #ケッセル #昼顔
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/fe/d5b554533285b3addb21628fb814efdf.jpg?1728987061)