再読のための覚え書き
大菩薩峠 第16巻
中里介山(1885-1944)
中里介山が前巻を書き終えてから3年が経ち、再び執筆を開始するも、登場人物たちは依然として明治維新前を彷徨っている。
冬の信州白骨温泉で逗留を続ける机龍之助とお雪。
龍之助を慕うお銀様は、呪詛のために悪女塚を建てようとする。
2022.5.29読了
大菩薩峠 第16巻
角川文庫
昭和31年2月20日初版発行
昭和45年12月30日11刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠

再読のための覚え書き
大菩薩峠 第16巻
中里介山(1885-1944)
中里介山が前巻を書き終えてから3年が経ち、再び執筆を開始するも、登場人物たちは依然として明治維新前を彷徨っている。
冬の信州白骨温泉で逗留を続ける机龍之助とお雪。
龍之助を慕うお銀様は、呪詛のために悪女塚を建てようとする。
2022.5.29読了
大菩薩峠 第16巻
角川文庫
昭和31年2月20日初版発行
昭和45年12月30日11刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠
再読のための覚え書き
大菩薩峠 第15巻
中里介山(1885-1944)
兄の敵討ちの旅を続ける宇津木兵馬はとうとう、宿敵机龍之助が逗留する白骨温泉を探り当てる。
そこには、かつて兵馬が月見寺で世話になったお雪もいた。
お雪は、龍之助の過去の罪業の深さを知らないものの、失明した龍之助の目をなんとか癒して帰らせたいと願うのだった。
2022.5.26読了
大菩薩峠 第15巻
角川文庫
昭和31年2月5日初版発行
昭和45年6月30日11刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠
再読のための覚え書き
大菩薩峠 第14巻
中里介山(1885-1944)
恋慕って龍之介を追うお銀様は、旅の途中、追い剥ぎに遭った弁信法師を助け、甲州の大家である実家に連れ帰るも、家柄や家族を憎むお銀様は、屋敷に火を放ってしまう。
「愛というものは、そんなに痛快なものではないのでございます。どちらかと申せば、緩慢な、歯痒いところに慈悲が潜んでいることもございます。本当の愛というものは、急激な同化を好まずして、秩序ある忍耐を要求するものではございますまいか。」
2022.5.24読了
大菩薩峠 第14巻
角川文庫
昭和31年1月20日初版発行
昭和44年6月30日10刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠
再読のための覚え書き
大菩薩峠 第13巻
中里介山(1885-1944)
江戸に密かに集まった薩摩藩士たちは、討幕のため、江戸城に火をつける企てを進めていた。
善人とも悪人ともつかぬ龍之助を白骨温泉まで連れていったお雪は、感傷に浸り、鐙小屋の神主に諭される。
「善心から見れば、悪なんというものが存在する場所はありません。悪というのは、つまり人間に勢いをつけるために、それを征伐させるために、神様がこしらえた道具なのです。」
兵馬は龍之助を追って浅間温泉まで来たものの、ここでも事件に振り回され、敵討ちはいつになるやら。
2022.5.21読了
大菩薩峠 第13巻
角川文庫
昭和31年1月10日初版発行
昭和44年3月30日11刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠
再読のための覚え書き
大菩薩峠 第12巻
中里介山(1885-1944)
槍使いの米友は、名医の道庵先生の誘いを断れず、二人で中山道を通って上方への旅に出る。
行く先々で酔いに任せて無茶をする道庵先生。その度に腕っぷしで助ける米友。
彼らが回り回って松本に着いたとき、龍之助を追う兵馬も松本に辿り着いていた。
2022.5.19読了
大菩薩峠 第12巻
角川文庫
昭和30年12月20日初版発行
昭和45年9月30日13刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #中里介山 #大菩薩峠