再読のための覚え書き
権力と栄光
グレアム・グリーン(1904-1991)
本多顕彰訳
共産革命の最中のメキシコでは、政府がカトリック教会を弾圧していた。
神父たちは改宗を迫られ、拒む者は殺されていった。
主人公は「ウィスキー神父」とあだ名され、私生児までいる堕落した神父だが、警察に追われながらも、逃亡する先々で村人たちから求められてミサを行い、告解を聴く。
業を煮やした警察は、村人たちを人質に取って神父を誘き出そうとするのだが……。
2024.7.30読了
権力と栄光
新潮文庫
昭和34年3月20日初版発行
昭和40年8月5日7刷
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