読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

砂糖依存症

2021-07-05 07:47:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!ザーザー降りの雨だとさすがに普通に歩けないので、たまに上がった時を逃さず歩き氷冷しましょう♪

前回の“太る原因は糖質”という話のついでに、今回は『糖質依存症』についてです。

糖質依存症というのは、砂糖依存症ともいいますが、とくにお腹が空いているわけではないけれど甘いものが欲しくなったり、ついついお菓子に手を出してしまったり、身の回りに甘いものがないとイライラして落ち着かなかったり、糖質にハマってやめられない状態のことをいいます。

この依存というのは、気づかないうちに陥っていて、抜け出せなくなっていることが多く、お酒やタバコなんかの嗜好品によく言われますが、砂糖も小麦粉もその危険性を聞きます。私は、辛いものやマッサージ、皮膚の掻き壊し等々、世の中にはたくさんの依存が存在すると思います。

砂糖依存症は、根本的には、飢餓を避けたいための本能とも言えますが、そういった生命維持のためだけでなく、仕事や失恋などのストレスによっても陥りやすいのです。

甘味を感じることで、精神的なストレスを緩和し、やる気を維持するデータもあるようです。つまり、ストレスにさらされている現代人は、ついつい砂糖を口にしてしまうのです。

甘いものを食べて幸せな気分になり、しばらくするとカラダがだるくなって集中力が低下し、再び甘いものを食してハイな気分になる。

これは、薬物依存の状態に酷似しています。つまり、砂糖は、マイルドドラッグと言えるのです。

人は「気持ちイイ!」という感覚を得ることが行動のモチベーションとなります。快感を感じるのは脳内の「報酬系」と呼ばれる神経です。報酬系は生命維持活動を司る脳幹に始まり、知的活動を制御する前頭前野に至る神経で、主にドーパミンという神経伝達物質の作用で快感が生じる仕組みです。

覚せい剤や麻薬といった薬物は報酬系神経を活性化させドーパミンの分泌を促します。砂糖の甘味もこれと同様の作用をもたらすことが分かっているのです。さらに、砂糖の甘味は脳内麻薬と呼ばれるβエンドルフィンの分泌にも関わっており、これが砂糖が「マイルドドラッグ」と呼ばれる所以なのです。

砂糖依存の程度は薬物に比べて低く、禁断症状も弱いのですが、依存度が進行すれば、深刻な病気のリスクを招くことにもなります。

甘味によって脳は快感を感じます。砂糖の甘味は味覚神経から脳に伝えられ、脳幹の腹側被蓋野という部位でドーパミンが産生されます。ドーパミンは側坐核という部位を経由し前頭前野に伝達され快感が生じます。

この脳が感じる快感というのが、厄介なのです。「あの快感をもう一度感じたい!」と思ってしまい、それを繰り返していくと、依存に繋がってしまうのです。

例えば他にも、脳が何かの刺激を痛みだと認識すると、痛みを緩和するためにβエンドルフィンなどの幸福感をもたらす物質を分泌します。その刺激が、辛味だったり、マッサージだったりすると、体に悪いことでも、もう一度幸福感を感じたいために、同じことを繰り返したいと思うだけでなく、以前より強い刺激を求めてしまうことが多いのです。

依存状態になると、抜け出すのは大変ですが、いきなり全てを絶てとはいいません。もし絶とうとしても、ストレスによる反動で、逆効果になりえます。

まずは、できることからコツコツと行うしかありません。毎日甘いものを食べているなら、とりあえず1日おきにしてみましょう。それも、炭水化物含む全ての糖質というわけではなく、砂糖を使った菓子類のみで充分です。

そのことばかり考えているのもよくないので、気を逸らすためにも、頭をカラッポにして、歩いたりするのがオススメです。


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