白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

車椅子を借りるには

2018-09-29 20:05:00 | 介護の仕事

<Yさんへ>

介護保険の福祉用具貸与を利用する場合、要介護2以上から借りる事ができます。つまり要介護1では貸与できません。

但し、軽度者の申請を行い、申請が通れば要介護1でも貸与は可能です。

今後の見通しなどを考えると購入よりは貸与を勧める事が多いですが、中古を購入された例もあります。

車椅子は大きく分けて2タイプあって

タイプ1・・・自走式⇒自分の手を使って操作する。

私は骨折した時、病院内で使用した事があるのですが結構難しかったです。

例えば・・・

片手で操作すると、同じ場所をクルクル回転するだけで前へ進めない。つまり、傘をさしては運転ができないと言う事です。

高い場所(エレベーターのボタン、コンビニの棚)が届かない。

これが一般道路であれば、道路の段差、でこぼこ、自転車や歩行者など障害物を避ける必要がある。

タイプ2・・・介助式⇒介助者が操作する。上記のような操作の問題は減りますが、やはり人通りの多い公道を移動する場合は、快適からは程遠い気がします。

ただ外出の機会を持つ事は大事だと思います。

ケアマネさんが考えてくださっていると思うので、何も知らない外野が口を出すのは控えないといけませんが、まずは痛みの原因を取り除いていく事から・・・でしょうかね。

痛みというのは、どの部分がどの程度であっても生活の質を著しく損なうと思います。

主治医の先生やケアマネさんに相談なさってくださいね。

良い方向に向かう事を祈っております。

 

 

 


母の今

2018-09-14 21:16:52 | 認知症の母

研修や台風の後片付けなどで後回しにしていた母の面会に行って来ました。

母は家にいた頃、見た目を気にして

化粧品がない!と言ってアイブローと乳液を何本も買って来たり

美容院に重ねて予約してしまってましたが

入所後、白髪染をしなくなって、白とグレーと薄茶色が混在していました。

それでも全く気にならないみたいで(^_^;)

『ここは本当にいい所。みんないい人ばっか。』という毎度同じ話のエンドレス。

穏やかに暮らせている事が伝わり安心しました。

それでも、帰宅願望はあるみたいで、居室の端に荷物をまとめたバックが置いてありました。

これも、毎度の光景。

『今日は雨だから帰れないよ』と言うと、あっさり『そうか。もうじき暑くなって来るしね』と。

母の中では、今は春?

季節も理解できなくなっていました。

前回も前々回も訪問した時、私の事を『妹が来てくれた!』と言っていましたが

今日は私が誰だかわからなくなっていました。

一緒に暮らした事がある人である事はわかっているけど、時の流れや関係性がわからない。

そんな感じです。

 

 


台風で

2018-09-11 21:09:57 | 日記

台風21号で物置きが壊れてしまいました。

元々、古い物置で、トタン屋根が半分壊れており、飛んで行かないようブロックを載せておいたのですが・・・・

ブロックごと、お隣さんの庭に・・・・・。

怪我もなく、お隣さんの家に傷もつけていないようなので、やれやれです。

物置の中を片付けましたが、中の物は99%ゴミでした。

この機会に片付けなさい!って事ですね。

撤去費用に3万円かかり痛い出費ですが、物置で済んで良かったと心から思います。

 

 


お花を愛でる余裕

2018-03-28 18:03:33 | 日記

家から車で40分。

先週末梅林公園に行って来ました。

見頃を少し過ぎていましたが、圧巻の景色でした。

(展望台は大人気で近づけず、展望台に行く途中からの景色)

母は今、ショートステイでお世話になっています。

今月末には入所の予定です。

決断までに葛藤の日々で、2月は毎日が辛かったです。

行きつ戻りつ・・・・。

友人が、

『行ったり来たりして結論に向かう。今日の気持ちも大事な一里塚』

と味のある事を言ってくれました。

職場の事務員さんは

『察する事はできても、本当の気持ちは経験者でなければわからない』と。

本当にそうです。

私は介護の現場で10年。

ケアマネとしては駆け出しですが、対人支援をする仕事。

【わかっている】つもりでいました。


人生の岐路①

2018-02-10 18:29:17 | 認知症の母

母が圧迫骨折をおこしました。

腰痛の訴えは毎度の事ですが、食事を少しずつ残すのでおかしいな、と思い整形に行き判明。

今まで排泄の部分はしっかりしていたのに、失敗もするようになりました。

圧迫骨折は動けないくらい痛い!イメージでしたが、母の場合『いつの間にか骨折』だったようで

今も元気に歩いています(-_-;)

安静、コルセット着用、言う事を聞きません。

認知症でなければ、必要な事が認識でき、我慢もできるでしょうけれど

今の母には通じる事はなく

『私はどっこも悪くない!時々ちょっと腰が痛くなるけど、知らない間に治ってく』と豪語。

おそらく、しりもちをついた事で骨折に繋がったのだと思いますが、その時の事も全く覚えていません。背中には柱でぶつけたであろう大きな痣もあるのに。

ファンヒーターの上でコーヒーを淹れたり

洋服がこげる至近距離で電気ストーブにあたっていたり

メガネが冷たいと言って電子レンジにかけたり

一人にしておけない状況が次々に起こり、

ここ10日ほどで、ハードな仕事も重なり

心底疲れ果ててしまいました。

今年秋60歳になる私。

体力も気力も落ちましたが、判断する力も衰えを実感しました。

夫や、姉にも相談しましたが、所詮他人事なのですよね。

介護は介護を経験した者しかわからない。

私は職業としての介護を10年していますが、

家族の介護は初心者で、家族が自宅で介護をする事は

体力も気力も経済力も・・・・・容赦なく奪って行くものだと知りました。