白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

私も迷走中

2010-09-24 12:25:16 | 介護の仕事
↓の日記に書いたけれど、今職場は以前にも増してヤバイ

ここでは絶対書けない事てんこ盛り(>_<)


ゆるゆるの地盤に上物ばかり建て増しをしている・・・
この先どうなっちゃうんでしょうね(と明るく流しておきます)

もしかすると!
ものすごい隠し球が登場するかもしれませんしねっ。

それはともかく
私は私なりに、自分の身の振り方を考える時期なのかもな~と思っています

嫌だから辞める!のではなく
自分のステップアップの為、今の所は卒業する。という考え方をしたい。

そんな事を現管理者Yさんに少しほのめかしたら
『ここでやるべき事はなくなった。というなら僕は引き留めませんよ』と言われ・・・

ん?
自分は実は会社側から見て、必要な人材ではないのかな?と思いました。

やりべき事がなくなったなんて全然思ってないのに。

『大きい所を経験するのも良い事だと思いますよ~』と私の転職に前向き?発言も。


私の気持ちは
特養や老健を経験したい気持ちはあるけれど、今の自分の体力では自信がない。
できれば転職などしたくない!!!

でも・・・・今の会社の方向性は私には受け入れ難い事が多々ある

私もまた迷走中なのです



職場は迷走中

2010-09-24 11:55:34 | 介護の仕事
10月に人事異動があるそうです。

管理者Yさんは本部の統轄部長に就任、遂に現場から離れるとの事。

後任が育った等々、タイミングが一致したわけではないのです
現場を任せられる状態では全くないけど
新規事業所がまたまたオープンするので
そうするしかない!という苦渋の結果だそう。

ナンとお粗末でいい加減な事か!!!

社長は現場に目を向ける事なく、経営に走っている野心家で、
私たちから見たら、無理としか言いようがない事業展開を繰り返しています。
ただでさえ人手がない現場から、新規事業所に人を充てる。。。
今までも何とかなってるから、今回も何とかなる。。。。

当然、5箇所ある事業所のスタッフは何もかもバラバラ
介護に対する思いも、志も、技術も・・・
とにかく何もかも!
利用者さんは入所とデイ、入所と訪問など複数のサービスを利用されている方が多いのですが、同じ事業所同士とは思えないスタッフの対応なのです。
そんな現場を指導し軌道修正したり、統率していくのが、統括部だそうですが。。


それって今頃手をつける事ですか?
教育って最初にするのが普通では?
理念なんて入って1年後に知る事?


で。。。
肝心の現場のポスト管理者は・・・・

統率力も介護力も全く信頼出来ないQクン、24歳
(福祉系専門学校卒で社会福祉士、介護福祉士資格あり)
別棟デイは・・・入社3ヶ月の新人Pちゃん、22歳
 (高校の福祉科卒で介護福祉士の資格あり)



『パートのおばちゃん達はこの若い二人を支え、フォローしてあげてね』って事らしいです。


現場の業務はパートの誰かが入るので、とりあえず回って行く事でしょう。
突発的な事でもない限りは・・・・。
・・・・・て怖っ!!!!!


でもまぁ・・地位が人を作るって言葉もありますから、何事も蓋を開けて見なければ
わからない。

Qクンの頑張りに賭ける上の人達の期待を静観することにします(しかないよね~)

とりとめのない会話の中で

2010-09-14 20:56:47 | 介護の仕事
昨日はスタッフの人員配置が少なく、終日落ち着かない日でした。
そんな日の夕方はこのところめっきりレベルが落ちているU子さん
何度も『トイレに行きたい』と訴えては立ち上がり、かなり不穏。

送迎車を待つ他の利用者さん4人ととりとめのないお話をしながら、ずっとU子さんの肩を抱いていました。

隣に座っていたT乃さんがU子さんの腕の内出血を見てビックリ!
『この人の腕は何故こんなに黒いの?』
と何度も何度も同じ質問を・・・・・・(T乃さんの短期記憶は1~2分)
同じ質問を繰り返される時のT乃さんもまた不穏状態です



U子さんは腎臓透析を受けられていること
透析とは何か
入退院を繰り返しながらも頑張っておられること
等々を聞かれる度に応えていました。

側にいた他の利用者さん2人も同じ質問に???と感じてはいらっしゃったでしょうが
口に出すこともせず、私とのやりとりを見守ってくださっていました。


そうこうする内にT乃さんが
T乃『かわいそうにね。。病気って辛いわね。。。。。』とそっと黒くなってしまった腕を触れられ・・・

利用者のSさんが
S『そうよ。病気は辛いのよ。でも負けてはダメ!自分に負けたらおしまい』と強くおっしゃいました。
Sさんもまた乳ガンの手術を受けられ、現在も闘病中なのです。

そんな辛い話を振り切るように話題は子供の話に変わって行きました

S『私は息子が2人、娘が1人・・・でもね息子はダメよ。お嫁さんという強い強いロープに引っ張られてるから』

と言い出し

T乃さんも
T乃『そうねぇ・・でもうちはお嫁さんが本当にいい人だから』とおっしゃり
今まで口を開かなかった傍らのAさんも
A『うちも!うちも!嫁さんがようしてくれるわ』

とお嫁さん自慢に発展していきました。

その間もずっとU子さんは私に肩を預けていましたが、トイレに行きたいとは言わなくなり
少し落ち着かれた様子でした。

小さく弱々しいU子さんの肩が愛おしくて・・・せつなくて。

私『ここでこうして出会ったのも何かのご縁ですね。』と私が言うと

S 『そうね~この歳になってもまだまだ良い事もあれば、悪い事もある。みんなで乗り越えて行きましょうよ』とまたまた力強い言葉を・・。

送迎車を待つほんの10分程度の時間の中で
何かしら共通の思いを抱き
寂しさ
脆さ
儚さ
そんな中に
温かさや
触れあう事の大切さを感じる事ができた

私は大切な宝物の種をいただき、それを心の中に播くことが出来ました。

レベル低すぎ!

2010-09-12 22:39:39 | 介護の仕事
先日事務のHさんと話していたら、私の知らない事たくさんご存知でした。
  (Hさんは入社3ヶ月ほどの新人さん)



ブラックなので不快な方はスルーしてくださいね
↓↓↓





夕方入所のホームへ書類を届けに行ったら、冷房がかかっているのに窓が大きく開いていたので、近くにいた職員に言ったら
『あ~私が来た時はもう開いてた。朝の人が開けたのだから注意するなら朝の人にして』
と返答されたそうな・・・・・

はい?

『気がつきませんでした、閉めます』って何故言えない?

朝の人のやったことは夜の人は知りませんで通るの?

入所ホームの夜勤さんや早出、遅出の職員はその時間帯専従で入ってくれる人を雇って回しているのが現状。
正社員も入るけれど、お互い顔を合わせる事が少ないので、仕事は任せっきりになっている。

態度は???だけれど、専従さんはどこかの病院の看護師だったり、どこかの施設の介護士で、仕事の掛け持ちをしているプロなのだ。

完全に線を引いて
『それは私の仕事じゃない』とか『そんな事は頼まれてない』と平気で言う人もいるのでビックリ。
『そんな事やってたら(利用者さんの食介)定時に帰れない!』と言った人がいたので、うちの管理者が激怒したら言い返して来て大喧嘩になった。
(この件は呆れ果ててため息をついていた管理者から聞いた)

レベル低過ぎませんか?
仕事のレベル以前に人として。

それとも他ではちゃんとやっている?
うちは舐められてる?

日中デイでは、1人1人出来る限り丁寧にケアさせていただいているのに。
この杜撰さにショックでした

とにかく人手が足りないから、辞められると困る
そんな足元を見られているのかな・・・
こんな事態ありですか?



扶養範囲内のお気楽身分で働いている私は何も知らない・・・・・
しかし
私には何も言う権利はない・・・・・・

フルで働いてこその発言権。。。。。。
黙認するしか・・・ない?

物事を反対側から見る

2010-09-12 15:51:15 | 読書感想文
   

   ずっと読みたいな~と思っていた本、図書館はいつも貸し出し中
予約すれば確実に順番は回ってくるのですが

ズラリ並ぶ本棚から見つけたい
あ・・・あった!瞬間のときめきが欲しいのです
普段の暮らしの中でおよそ《こだわり》というものがない私の、本に対する小さな《こだわり》


書店では何度も見かけるので、手に取ってみましたが
何となく買ってまで読む本ではないな~(ごめんなさい)と思って、またそのまま
本棚へ。。。


  《桐島 部活、やめるってよ》  朝井 リョウ著
  
を読みました

想像してたよりずっと良かった。
清々しかったり
せつなかったり
うんうんと頷いたり
とっても胸がキュンとなる小説でした

買って手元に置いておきたいような気分になる。


心は皆ピュアなんだな。。。
胸の前でしっかり抱きしめたくなります
その心を・・・・。

物語の中で・・・・・
思った事をそのまま言えるのが大人なのか
我慢することが出来るのが大人なのか
わからない・・・・
と考えるシーン


カッコイイ男の子とかわいい女の子という振り分けしかできなくて
そんな括りの中で上位に入れなかったら、高校生活はオシマイだ。
そう思っている彼女をちょっとかわいそう・・って思う彼
自分だって同じなのに・・・という自嘲

ホントだね
真っ直ぐな17歳は少しずつ大人の心が芽生え始めて
カッコイイと思っていたことは、実はどうでもいいことで
ダサイ!うぜー!と吐き捨てていた自分が格好悪い事に気づき始める


面白かったのはタイトルの桐島君は登場しないこと
想像をうんとかき立てられます