AES/EBU⇒S/PDIF変換装置のベリンガーSRC2496を設置しました。
sonica DACは96KHZを示してOKとなりました。
出た音は以前と比べてギスギスした音がなくなり、とても滑らかになりました。
いい感じです。ただちょっと音はアマいかなという感じです。
本日は欲をかいて面白いことをしてみます。
ベリンガーSRC2496には面白い端子がついています。
”ワードクロック”端子です。
この端子を含めたワードクロックイン端子にクロックを入力してみます。
SRC2496にはクロック切り替え機能があり、”EXTERNAL”を選択するとワードクロックを使用することができます。
我が家のクロック陣 ANTELOPE OCX と BRAINSTORM DCD-8 です。
それぞれにアトミッククロック10MHZ(ルビジウムおよびGPS)をくれて高精度化をはかっています。
今までDCD-8はジッターキャンセル用リクロック44.1KHZを使用
APOGEE用には96KHZでクロックを供給しています。
CONEQやトリノフにはクロック入力があるのですが特に使用していません。
今回、ベリンガーに供給するのは96Khzですが、今後44.1KHZを使用する予定ですので両出力あるDCD-8を採用することにし、一本化することとしました。
各セクションにワードクロックを供給するためにBNCケーブルを作成します。
ケーブルはインピーダンス75Ωの5C2V同軸ケーブルです。
CONEQにもクロックを供給します。CONEQの場合は接続されると自動切換えです。
トリノフの場合はメニューからクロックモードが選べます。
今回、スレーブモードにしてAES/EBUから支給します。
端末にはターミネーション(75Ω)が必要です。DCD-8は便利で各ワードクロック出力の終端抵抗状態が見れます。
最初
クロック出力1⇒CONEQ1⇒CONEQ2⇒ベリンガー5台 計7台のデイジーチェーン
クロック出力2⇒APOGEE
クロック出力3⇒トリノフ
で接続してみたところ、頻繁に同期切れが起こり、音が途切れます。
アナログと違って明らかに音が出ず途切れます。
非常に不愉快です!
しかし、出てきた音は素晴らしい、
おおざっぱな甘い音がなくなり、スパッとキレます。良い音です。
インターナルクロックとは雲泥の差です。
こりゃあダメだと接続替えをします。
クロック出力1⇒CONEQ1⇒ベリンガー3台のデイジーチェーン
クロック出力2⇒CONEQ2⇒ベリンガー2台のデイジーチェーン
クロック出力3⇒APOGEE
クロック出力4⇒トリノフ
まだダメです。出力2がたまに途切れます。
また変えます。
クロック出力1⇒CONEQ2台のデイジーチェーン
クロック出力2⇒ベリンガー2台のデイジーチェーン
クロック出力3⇒ベリンガー3台のデイジーチェーン
クロック出力4⇒APOGEE
クロック出力5⇒トリノフ
だいぶ良くなりましたがベリンガー3台のやつがたまに音が途切れます。
わからん! とインターネットを調べたところ、出力1個に対して1台がベストとのこと、2台までが限度かな? という事は
今回、接続予定はAPOGEE+トリノフ+ベリンガー5台の計7台
DCD-8は8台まで接続できるので
2台セットの切り替えで計4ペアまでの使用ができます。
という事は
クロック出力1⇒CONEQ2台のデイジーチェーン
クロック出力2⇒ベリンガー2台のデイジーチェーン
クロック出力3⇒ベリンガー2台のデイジーチェーン
クロック出力4⇒ベリンガー1台
クロック出力5⇒APOGEE
クロック出力6⇒トリノフ
が良いかな?・・・
と行きたいところですが、
追加する直引き分のBNCケーブルもないし、
75Ωのターミネーション抵抗も尽きたので秋葉原に買いに行き、次の休みに再挑戦します。