添付写真は、Bさんの Bending(ベンディング-側屈)レントゲン写真です。先生がたは
患者さんの側弯の状態を確認する方法として、このように、身体を左右に傾けた姿勢
でのレントゲン撮影を行い、どの部位が「固い = 手術適応」かを検査しています。
Bさんの場合は、48/25度のダブルカーブなわけですが、このベンディング撮影により
腰椎部は比較的に柔らかいのに対して、胸椎部のカーブが固いことがわかります。
赤丸はaugust03付記したものですが、側屈したときに赤丸部の胸椎が自然なカーブを
描くことなく、変形したままであることがおわかりになると思います。
(次回に続く)
☞august03は、メディカルドクターではありません。治療、治療方針等に関しまして、必ず主治医の先生とご相談してください。
医学文献の拙訳を提示しておりますが、詳細においてはミスが存在することも否定できません。もしこれらの内容で気になったことを主治医の先生に話された場合、先生からミスを指摘される可能性があることを前提として、先生とお話しされてください。
☞原因が特定できていない病気の場合、その治療法を巡っては「まったく矛盾」するような医学データや「相反する意見」が存在します。また病気は患者さん個々人の経験として、奇跡に近い事柄が起こりえることも事実として存在します。このブログの目指したいことは、奇跡を述べることではなく、一般的傾向がどこにあるか、ということを探しています。
☞原因不明の思春期特発性側弯症、「子どもの病気」に民間療法者が関与することは「危険」、治療はチームで対応する医療機関で実施されるべき。整体は自分で状況判断できる大人をビジネス対象とすることで良いのではありませんか?