書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

百人一首 曾禰好忠

2010-06-08 08:56:22 | Weblog
由良の門を渡る舟人かぢを絶えゆくへも知らぬ恋のみちかな

私の恋は何処へ行ってしまうのだろう

曾禰 好忠(生没年不詳)
一風変わった題材や万葉集の古語を用いた斬新な歌を作り革新歌人として実力は認められていたが、性格が高邁偏狭であり当時の社交から疎んじられ孤立した存在であったらしい。