嘆きつつひとりぬる夜の明くるま いかに久しきものとかはしる
あーあ、貴方をお待ちしてる夜がこんなに長いなんて貴方にはお判りにならないでしょうね
右大将道綱母(937~995)
藤原倫寧の娘。家柄はあまり高くなかったがその美貌と和歌の才に恵まれ名門の御曹子藤原兼家の妻となった。
しかし正妻ではなくその結婚生活の喜怒哀楽を綴ったのが「蜻蛉日記」であり女流日記文学の白眉とされる。
紫式部は「蜻蛉日記」を深く愛読し源氏物語に生かしたという。
後の藤原定家もこの書を愛しその十場面を選んで「蜻蛉日記絵」としている。
あーあ、貴方をお待ちしてる夜がこんなに長いなんて貴方にはお判りにならないでしょうね
右大将道綱母(937~995)
藤原倫寧の娘。家柄はあまり高くなかったがその美貌と和歌の才に恵まれ名門の御曹子藤原兼家の妻となった。
しかし正妻ではなくその結婚生活の喜怒哀楽を綴ったのが「蜻蛉日記」であり女流日記文学の白眉とされる。
紫式部は「蜻蛉日記」を深く愛読し源氏物語に生かしたという。
後の藤原定家もこの書を愛しその十場面を選んで「蜻蛉日記絵」としている。