書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

大中臣能宣

2010-06-11 08:52:42 | Weblog
みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ 物をこそ思へ 

炎のように狂おしく燃え上がっているこの私をどうしてくれるんだ

大中臣能宣朝臣(921~991)
祖先は中臣氏、神職にあった。三十六歌仙の一人。
村上天皇の命で梨壺の五人の選ばれ後撰和歌集の編集や万葉集の解読に携わっているほか、多くの歌集の撰や歌合わせ屏風歌などでも活躍している。