書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

大弐三位

2010-06-20 09:03:59 | Weblog
有馬山いなのささ原風吹けばいでそよ人を忘れやはする

貴方のことを忘れたりなどするものですか

大弐三位(?~?)
藤原宣孝の娘。母は紫式部。母ゆずりの才女として知られる。
彼女もまた恋多き女性で、藤原頼宗、定頼、源朝任等の貴公子たちとの交際後、藤原兼隆の妻となる。後冷泉天皇の乳母を勤め、その後、正三位大宰大弐高階成章と再婚し為家を生む。
「大弐三位集」があり「女房三十六人歌合」などにも多くの歌が採られている。