久々の更新です。ネタは溜まりまくってるんですがどうしても時間がねえ…。
今だってある意味試験からの逃避的に更新をしている訳なんですが、まあそんな事はさておき。
今回晒すのは以前モンゴルのバッジ類七個セットを落札したときに混ざっていた「二級母親栄誉勲章」です。
モンゴルが人民共和国だった時代に制定され現在でも授与されているもので、一級と二級がある内の下位に当たります。
社会主義国の勲章によく見られる「子供を沢山生んだ母親を顕彰する」目的の勲章で、等級の差は生んだ子供の人数によります。
二級は五人から七人、一級は八人以上生むと授与されるのだそうで。
図柄は見ての通りモンゴルの伝統的な服を着た母親が子供を抱きかかえているもので、背景は青、周りを雲模様が覆い、下部には「2」の等級と桂冠のような葉、上部には赤地に金文字で「АЛДАРТ ЭХ」とキリル文字でモンゴル語が書かれています。
…いやまあ、読めないんですけど。Google翻訳の先生はモンゴル語をサポートしていないようです。
ちなみに落札価格は七個で一千二百円。ヤフオクで以前同じ物(年代の違いやらはさておき)が二千七百円で落札されていたので買い得といえば買い得ですが、別に私が持ってても佩用できる訳でもないんですよねえ…(他の勲章記章だって厳密に言えば佩用できないんですが。この場合持っている制服などには付けられない、ということです)。
裏面。スクリューバック(ネジ留め)式であることがわかります。
よく見るとシリアルナンバーらしきものが見えるんですが…
…読めん!(笑)
裏面の状態は以前ヤフオクに出ていたものとはかなり違います。だからといってすわ贋物だ!という訳でもなく、作られた年代や場所によって相当差が出てくるので一概にどうこうとは言えないのですが、まあ取り合えず本物と信じておくことにしましょう。信じる者は救われるのです(笑)。ちなみにこの勲章、在モンゴル日本大使館のこのページに出てくる「多産の母2級勲章」と同じものかと思われるのですが如何でしょうか?