若年性乳がん(トリプルネガティブ)の経験と今思うことを綴る。

幼い子供3人の子育て中に若年性乳がん発症「生きてるだけで丸儲け!」の私がその経験と今思うことを綴っています

部分切除について

2010-02-16 18:18:17 | 乳癌について

私の手術は「部分切除」でした。

もともと 乳房にある 癌は 9ミリと小さく、さらに抗がん剤治療で それが 消えてしまいました

でも規定により、もともとあった部分から 半径で2センチ・直径4センチ切除をする手術でした。脇のリンパはすべてとってるので がっつり取っています。

癌になり手術の話をすると「部分切除」それとも「全摘出」って聞かれました。

でも 病気になった私には 部分切除であろうが、全摘出であろうが、関係がありませんでした・だって命が一番大切だから。。。命のために一番最善の方法であるほうが大切でした。

幸い私の場合は、部分切除ですみ、さらに傷口もわからないくらいです。

でも切除しているので その部分は若干へこみがあったり、乳頭の位置が左右違ったりしています(私の場合はかなりわからない状態だと思いますが)

部分切除だからって、乳房が綺麗に残るわけではないということを知りました。

癌の仲間の中には、温泉や銭湯にはいけないと言ってる人もいます。

変わり果てた乳房をみて 泣く人もいると思います。

全摘出ではなくとも、そういうことが起きるということを あらかじめ知っておくことは大切だと知りました。


バレンタインディ

2010-02-16 17:57:36 | 私の気持ち

14日は バレンタインディでした。一番最初に主人に手作りチョコをあげたのが、19歳の時なので、13回目のバレンタインになります。

今年は、チョコマーブルバナナシフォンケーキを作りました。主人とこども達用に・・・

出来上がったケーキを見て大喜びの4人!

口の周りに クリームをつけながら、うれしそうに食べる4人。その姿をみて とっても幸せな気分になりました

13年前 こんな光景を夢みていた私・・それが現実のものとなってるんですもの。

こうしてママのケーキをうれしそうに食べてくれるのも あと何年だろう・・

「かあさんのは要らないよ」なんて言われる時が来るのかな??

そうそう、長男は 幼稚園のお友達からチョコをもらいました。

14日の昼間にそのママからメールがあり「今日居ますか?」って

昨年も同じ女の子が 今年も ママと一緒に一生懸命作りのチョコを作ってくれて、恥ずかしそうに 渡してくれました。

長男もなんだか照れくさそう・・・作ってくれたチョコを弟たちにもちゃんと分けて、一番大きなチョコを まんざらでもない顔をして、フフフって 笑いながら食べました。。

この1年間 同じ気持ちで 長男のことを想ってくれて うれしい!!それがまた良い子なんです・・さらに母、うれしいーーーー

これからのバレンタインが楽しみな母なのでした。

そして14日は父の誕生日でもあります。父には特製のロールケーキを作りました。こども達に 「今日はじいじの誕生日だけど、じいじ どんなこをとしたら喜ぶかな?」って聞いたら

「手紙を書く!」って。そこでこども達は手紙を書きました。

ケーキと一緒に じいじの渡すと なんともうれしそう。。普段はあまり表情を表に出さない父ですが、やっぱり孫はかわいいのか、、目じりがしっかり下がっていたように私には見えました。

去年から心配ばかりかけた私ですが、こうして手作りのケーキを作り、孫たちとともに、笑顔で父の誕生日をお祝いできて ちょっとは安心させることができたかな・・・

親孝行って「親を心配させないこと」です。

病気のことで大きな大きな心配をかけました。ホント親不孝者です。

さて、これから 挽回せねば・・・とりあえず 再発せず、生きること!!父より少しでも長く生きること。。そして毎日笑っていること。