森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

裏山便りーヤツデの葉裏

2023-12-22 15:08:23 | 裏山

北国の人からみたら、0度程度なら緩いくらいだね。
と言われてしまうだろうが、ここ東京郊外でも
厳しい寒さが続くようになってきた。

こうなると河原で座っての張り込みは、躊躇われたので
気温の上がる午後に
裏山を歩いてみた。
クヌギ、コナラでアカシジミとウラナミアカシジミの越冬卵を
しつこく探してみるが、見つかるのはミズイロオナガシジミの卵のみ。
枝探しは、あまり報われずだったが、散策路にあるヤツデの葉裏で
クロスジサジホソヨコバイとヒゲナガサシガメ幼虫が見られた。

ミズイロオナガシジミ越冬卵
オオミドリシジミ、ミドリシジミと本種の卵は見つけやすいのだが
アカシジミとウラナミアカシジミは、卵にカモフラージュを施すので
見つけるのは難易度高い。

エダシャクの幼虫
枝を繋いで三角形を作って枝になりきり。

クロスジホソサジヨコバイ♀
ヤツデの葉裏で越冬中
尾部の黒い2つの点は、こちらが頭部だよとのアピール

ヒゲナガサシガメ幼虫
ヤツデの葉裏にピッタリと貼りついて越冬中。

ヒゲナガサシガメ尾部
今まで気が付かなかったけれど、こちらも尾部に偽の目玉があるようだ。

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東高根森林公園で越冬虫探し

2023-12-22 08:47:22 | 花虫観察会

今月参加予定していた東高根森林公園での花虫観察会は
コロナに罹ってしまったため参加できなかった。
日を改めてということで、天気の良かった昨日、マイさん
同行のもと、歩いてみた。

垣根や手摺を注意深く見ながら歩いていくと
色々と顔を見せてくれた。


越冬場所で2頭のムラサキシジミ

翅だけのムラサキシジミ
越冬場所には蜘蛛の巣に絡んだ枯れ葉溜まりを選ぶことが多いが
その場所には危険も潜んでいるのだ。
気温が上がってくると開翅して日光浴する。

ゆったりと歩くツヤアオカメムシ

せかせかとコミミズク幼虫

フユシャクの♀は1頭のみだった。

ウスキホシテントウも1頭のみ

クワエダシャク幼虫、コムラサキ幼虫、キノカワガは見られずだったが
年末恒例の東高根森林公園越冬虫探しは、予定通りに終えられた。

マイさん同行有難うございました。

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