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マイザーガンマ 本体完成

2012-04-01 16:07:29 | カッシーの日々






自作デカール

デカールの印刷は、MDで白、レーザーでカラー印刷をして、重ねて使用する。
白の上に印刷しようとして今までどれだけの時間とお金を払ったか…
全然上手くいかねぇ!
今後も安定したこの方式で行きます。基本に帰るのが大事です。
それほど厚さも気にならないことがわかりました。

ネタモチーフが何かはもうお判りの方も居られるでしょうが、95番マックイーンです。

メインスポンサーのラスティーズロゴも色々と配置しました。

タイヤ(の表現の部分)にはレーススポンサーのライトイヤー、稲妻ステッカーが輝きます。

デカールは、がんばって段差を消すまではやりませんが、艶の違いを無くす為に上からトップコートしました。
最初にザラザラに噴いて乾いた所にたっぷりクリアを塗ると厚めの塗面が綺麗に出来ますね。


デカールの技術
デカールの失敗例に『シルバリング』と言うのがあります。
これは”几帳面でがんばり屋さん”ほど起きてしまう現象です。
もっと”ガサツに適当に手放しに”が上手く貼るコツ。

上手く強固に貼る為に必要なのは、「セッター(ソフター入り)」。
これを貼りたい所に塗って、その上にマーキングを乗せるというのは、説明書通り。
余分な水分(セッター)を綿棒等を利用して、コロコロって拭き取ります。
ここです。余分な水分がどれくらい余分か説明がありません。
「水分(セッター)が乾いた時にデカールが目標点からずれない程度になるべく多め」です。
デカールと塗装面の間に気泡が無くて、セッターでみっちりしている状態が理想。乾くとセッターが塗面とデカールを埋めてくれます。乾きながら、デカールを塗面の曲面に引っ張って来てくれます。
丁寧に作業しちゃう人は、綿棒をコロコロしながら塗面とデカールの間のセッターを絞り出しちゃいます。
セッターが乾きながら塗面とデカールを埋める体積が無くて、空気を引っ張り込んじゃいます←これがシルバリング。
もうシャブシャブで良いんですよ。
そして、完璧に乾くまで半日以上放っておく。

よく「つや消し面はシルバリングが起きやすい」と言います。
ボコボコの塗装表面とつるっとしたデカールの間でのことです。
起こりやすい原因は丁寧に間のセッターを絞り出しやすいから、更に乾く時に空気を引き込みやすいからですね。
逆にボコボコのポケットを利用してセッターをたっぷり入れておける状態でもあります。
この方法を知っていれば、つや消し面の方がシルバリングを起こしづらいってわけです。

この記事は僕の経験です。合っているか間違っているか、はたまたエイプリルフールのウソか?
こう書いてある所を他に知らなかったので記事にしてみました。
これでデカールのシルバリングとはおさらばです。

一旦本体は完成しました。
展示台を作って、綺麗に撮影し直します。
この作品は VR RIDERS FINAL に参加し、展示予定です。
今回は過去参加メンバーでなくても参加できるそうなので、皆さん参加しましょう!
バーチャロンは盛り上がり続けるのだ(局所的に)!
を示しましょう。

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