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先輩と後輩 先生と生徒 教える人と教わる人 (「仕事ブッダ」)

2014年11月18日 | お釈迦様

今日も「仕事ブッダ」から・・・

「仕事ブッダ」は仕事だけでなく、全てのことに通じます。

大事なのは、自分のこと”として捉えること。人がどうのこうのではない。相手はどうでもいいのです、どうしようもないんだから。
自分はどういう立場なのかを考えることが大事。教える側なら教える者として自分はどうするか、教わる側なら教わる者として自分はどうするか。教わる者が教え方が悪いとか、反対に教える人が教わる人が悪いとか、相手を批判したり文句を言ったり、そんなことでは何も解決しないのです。

 

 

教える側なら・・・

人を育てる、人に教えるのがうまい人は100%相手の立場に立てる人
自分がやったことを他人にすすめる、これが教育の基本

人を育てるに先だって、やらなければならないこと・・・それは「自分を育てること」
教えるということは「相手が理解できるように話すこと」であって、「相手が理解していない」ということは、あなたの教え方が悪いということ
教える人というのは、自分自身の人格を育てなければ成立しない存在
(相手ができないからと怒る人は教える能力がないということ、自分の人格を直すべき)

 

教わる側なら・・・

「何もできない自分」を自覚する
新人とは、「怒られても怒鳴られても文句のいえない人」 

新人というのは、何でもいいから勉強し、少しでも役に立つ人間になれるよう、ひたむきに努力しなければなりません。新人が我を張って、「ああだ、こうだ」と不満を言うなど、あり得ない話なのです。

「先生は人格者であり、生徒は徹底的に謙虚である」というのが本来の当たり前の姿

教える側は「相手が理解できるように教える」義務を負い、教わる側は「無条件に受け入れ、ただひたすら学ぶ」べき立場であることを認識する


リーダーなら・・・

リーダーがやるべき一番大事なことは、部下に「自信をつけさせてあげること」
リーダーは、その人に適した仕事を与えて「責任は私が取るから、気楽に、思い切ってやってみなさい」といいます。最初はストレスのない状態で、経験を積ませて、自信を植えつける。リーダーとは「親になってみること」。部下が一つ実績を残したら、みんなの前で必ず公表してあげる。みんなの前で褒められた人は「次はもっとがんばろう」と思う。それで充分なのです。リーダーは「相手に自信をつけさせる」のが仕事なのです。 

 

それぞれの立場の違いを互いに尊重できなければ、学びは成立しません。それぞれ相手を批判する前に、自分がその立場をきちんと受け入れてやっているかどうかを反省することですね。問題は相手ではなくて自分。

私には人に教えるなどという大変なこと、とてもできそうにありません・・・
 

 

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