【万葉集、徒然草に込められた言葉遊びから、江戸時代に流行った判じ絵や看板、なぞなぞ、明治~昭和期に使われた隠語まで、今の謎解きイベントで出題される「謎」に通じる、ひねりの効いた名作問題を一問一答形式で収録】
春夏 冬
二升五合
江戸時代の看板に書いてあった言葉。何と書いてあるでしょう?
知ってる人も多いかもしれませんね。答えは・・・1へ
こんなのが「徒然草」にある
二つ文字 牛の角文字 直ぐな文字
ゆがみ文字とぞ 君は覚ゆる
これは・・・
こ (二つ文字) い (牛の角文字) し (直ぐな文字) く (ゆがみ文字)
となります。幼い延政門院が父の後嵯峨天皇に宛てた歌と言われているそうです。
では、これは?
もろこしの 果てはあらじと 立ち帰る
(中国の果てはないだろうと言って引き返す)
ヒント 「果てはあらじ」は、終わりがないこと。「かえる」なので・・・
答えは・・・2へ
こういう古いなぞなぞの他に、新作も。
孤独なひらがなは誰と誰?
答えは・・・3へ
もひとつ新作
虹に二色足すと学校に関係のあるものになります。何でしょう。
答えは・・・4へ
実在する日本の苗字です。何と読む?
九
ヒント 果物の一種
答えは・・・5へ
昭和初期の女学生の間で使われていた隠語です。何を示してる?
花
答えは・・・6へ
他の隠語 時代は違うけど、逆蛍は「はげ頭」 ロハは「無料」(只だから)
「するめ」「すり鉢」を「あたりめ」「あたりばち」と言ってたそうです(お金を「する」のは縁起が悪いので)
1 「商いますます繁盛」(秋がない、二升はマスが二つでますます、五合は一升の半分で半升。)
2 「ころも」
(もろこしの終わりの”し”を取って”もろこ” かえるとあるので、”もろこ”をひっくりかえして”ころも”)
3 「ひ」と「り」
4 虹=七色に二色足すと九色、「給食」でした。
5 一文字で九なので、「一字・九」=「いちじく」
6 ヒイキ くさかんむりがキ(横にして) 下にイとヒ (「あの子は先生のお花だから」)
こういう日本のなぞなぞがいっぱい。いい頭の体操になります。
星4つ
むつかしいですね!
答えを見れば納得ですが。
>ロハは「無料」(只だから)
ロハは使いますね!
語源は知りませんでしたが。
>「するめ」を「あたりめ」は、言います。
(お金を「する」のは縁起が悪いので)という語源は、こちらも知りませんでした。
「レコーディング」→「トイレ」(音入れ)
「チューリップ」→「女性に甘く、にやにやした男性」(はなの下が長い)
などなど・・・
昔の隠語もしゃれてて、面白いですね。
時々ネタにします^^
したっけ。
ご存じだったかも?簡単に解かれそう。^^
私は答えを見て、へえ~って面白がってます。^^;