月曜日から3日間、ママは教員免許更新の講習に出かけてるので、姪達(とパパ)が
お昼と晩ご飯を食べにやって来てます。
小学5年生の姪が、夏休みの宿題の読書感想文を書くので本を持ってきていました。
「心の森」(小手鞠 るい) 小学校高学年向きの課題図書
どれどれ、どんな本を読んでるのかな、と手にとってみました。
【父の転勤でアメリカの小学校に転校した響(ひびき)。英語がわからず、友だちもいない。とまどいながらの新しい生活がはじまる。
ある日、家の裏庭に続く森で、不思議な少女に出会う。名前をたずねると、一輪の花を手渡される。それが、彼女の名前、デイジーだった。
森の動物にふれあいながら、響は彼女の優しさにひかれる。
だが、デイジーには、思いもよらない秘密があった……。】
高学年向きといっても、かなりスラスラ30分ほどで読み終えてしまいます。
表紙もきれいで、文章もよみやすい。いいお話だと思う。作者が本の帯で・・・
『「心の中」に木を植えて、水をやり、育て、心の中に豊かさを創造すれば、自分も地球も幸せになれる』
と書いているように、
「住む国が違っても、言葉が違っても(言葉がなくても)、どんな生き物でも、相手を思いやるやさしさがあれば、心が通じて仲よくなれる。美しい森を心の中に育ててほしい」
という願いがこめられた作品。
だから、最後デイジーが亡くなってしまうのが残念。姪も感想メモに、デイジーが死んで涙が出たとかおばあちゃんや犬が死んで悲しかったとか書いてたけど、人は死んでもいつも心の中にいるとか、そういうことではなく、
これからの「生き方」、どう明るく前向きに生きるか ってことを感じてくれればいいなあ、
と、まみおばは願うのです。
この課題図書、感想文を書こうと思うと5年生にはちょっと難しいかな?
(子どもの頃、読書感想文の宿題が苦手でした。感想文を書かせる事より、気楽にいっぱい読んで
いい作品にいっぱい出会えるようにする事の方が何倍も大切だと思います。)
星4つ (子ども向けとしては 星3つ)
それよりか、たくさん本を読んで、本に対する考えや思いを持つことの方が大切だと思います。
しかっし、今日はYHさんもYEさんも本に関するブログ。
私も読まなくっちゃ。
いろんな世界やいろんな人の生き方や思いにふれて、ドキドキしたり笑ったり涙したり、そうだなあって思ったりそうかなの?って思ったり・・・自分のこころを広げたり深めたり・・・
め~まるさんも、読書を楽しもう。気楽にね。
よ~し、今日も読むゾ。ワクワク