LSDというのを知っていますか?薬物ではありませんランナーの方はピンッと来るかもしれません
Long Slow Distance(ロング・スロー・ディスタンス)の略です。
ゆっくり長くはしる陸上の長距離走トレーニング方法です。私が初めて知ったのは10年前くらいで、NECの浅井えり子選手を教えていた佐々木さんが初めに言っていたのではないかと思います。
私は当時あまり興味はなかったのですが、今興味があります。佐々木さんはお亡くなりになられ、今は浅井さんが積極的に活動しているようですね。
この練習法は何気にきついです何故かと言うとかなりゆっくりのままでスピードを上げてはいけないからです(ペースは一定です)。「なら楽じゃん!」と思うかもしれません。しかし普通体が温まってきたり、調子が上がってくるとスピードを上げたくなるものです。そんな時でもゆっくりのままで走らなければならないのです。しかも人に抜かれて「自分はもっと速く走れるんだよ!」と思うとペースが上げたくなります(知らずに上がったりもします)。でも我慢精神的にきついです
しかしこれを続ければ心肺機能も高められ、体(筋)も長距離向きになり、長い時間に慣れ距離にも慣れます。また精神的な部分でも初めは我慢していたことにも慣れ苦痛にならなくなるかもしれません(常に我慢と思ってしまえば慣れないでしょうけど)。そしてマラソンなど長い距離が走れるようになります。競技者レベルでないある程度の記録も出せるようになるとのことです。
そんな話をランナーの方と話しました。その方は本などで自分で走りの勉強や試してみたりするそうです私から見るとアスーリートのようですね。