2021年5月22日
前日の予報では昼頃まで晴れでしたが、朝の時点では曇りになっていました。
雨も7時過ぎまで降っていました。
雨上がりの曇りだと厳しいですが、平地のゼフを撮影に出かけます。
最初にウラゴマダラシジミを探します。
何度か飛び出しましたが、撮影できる位置に降りてくれません。
移動してウラナミアカシジミを探します。
最初に飛び出した個体は敏感で撮影前に飛ばれてしまいます。
近くの別個体は良いモデルになってくれました。
ウラナミアカシジミ(静止)
広角でも撮影です。
ウラナミアカシジミ(静止)
気温もあまり上がらずに発生しているはずのイチモンジチョウ、アカボシゴマダラなども飛びません。
移動直前に樹液にサトキマダラヒカゲが来ましたが、良い写真は撮れませんでした。
移動先は近場の公園です。
期待は昨年ポイントを教えてもらったミズイロオナガシジミでしたが、撮影できたのはウラナミアカシジミだけでした。
ウラナミアカシジミ(静止)
最初の場所へ戻ると、曇りなので時間は早いですが雄が活動しています。
あいかわらず止まりませんが、低い位置に白い蝶が見えました。
斜めから見えたので、雌が止まっているかと思って確認すると待望の交尾でした。
ウラゴマダラシジミ(交尾)
新鮮な雌が前なのも嬉しい形です。
ゼフの中では交尾が観察しやすい方のようですが、毎年3回は可能性のありそうな時間帯に探しても撮影できずにいました。
苦労した分、喜びも大きい撮影です。
形が悪くなったので、少し刺激すると雄の方が前になってしまいました。(笑)
やはり、だいぶスレています。
ウラゴマダラシジミ(交尾)
早めの交尾解消で雌が残りました。
当日羽化で、直後の交尾成立ではないかと思います。
うっとりする美しさです。
ウラゴマダラシジミ(静止)
開翅を待ちますが、LEDライトでも駄目でした。
待っていると開くか飛ぶかという雰囲気でした。
開いてから飛ぶのを期待しましたが、飛んでしまいました。
そのままなら近くに止まったと思いますが、雄が絡んで遠くへ行ってしまいました。
その後も少し探しましたが、撮影チャンスはありません。
交尾だけで十分なので早めに引き上げて祝杯です。
NOTE掲載の第96回はキチョウです。