日本で開催されるサイクルイベントとしては最高峰のジャパンカップ。
いよいよクリテリウムのスタートとなった。
午後3時50分、一斉にスタート。
折り返してきて、目の前を選手が通過。
スタートすると座っては居られない。
全員総立ちで応援している。
幸いなのが、ベンチ席の方々は立つことが出来ない。
ハルヒルのMCでお世話になった絹代さんや安田大サーカスの団長もレースの行方を気にしながら応援している。
目の前を通過する速度がハンパない。
選手が通り去ると観客の視線は一斉に大型モニターへ向けられる。
やっぱり、大会本部のある場所はレース観戦には最高の場所。
遠くから歓声が大きくなってくると、トップ選手が現れる。
レースは中盤に入り、
マヌエーレ・ボアロ(ティンコフ・サクソ)
マルコ・マルカト(キャノンデール)
ラクラン・ノリス(ドラパック)
ピエルパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニNIPPO)
の4人の外国人選手による逃げが形成された。
■5LAPS
残り、5周となった。
4人の外人選手による逃げが続いている。
最大で15秒差になった集団だったが、徐々にその差が少なくなっていった。
■4LAPS
残り、4周となった。
絹代さんと安田大サーカスの団長は全身で応援していた。
トップの選手は、ラクラン・ノリス(ドラパック)選手。
先頭の4人と後続との差は、14秒と放送された。
■3LAPS
残り、3周となった。
先頭は変わらず、ラクラン・ノリス(ドラパック)選手。
続いて、マルコ・マルカト(キャノンデール)選手が続く。
2人の後を、ピエルパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニNIPPO)選手と、マヌエーレ・ボアロ(ティンコフ・サクソ)選手が追う4人体制はそのまま。
ただ、後続とのタイム差が10秒に縮まっていった。
■2LAPS
残り、2周となった。
4人体制はそのままだが、後続とのタイム差が5秒でゴールゲートを抜けていった。
■FINAL LAP
いよいよ最後の周回となった。
2万の観客は、飛び出し逃げていた4人が集団に呑みこまれる姿に興奮した。
一つの集団になった塊が、あと1周に賭けてスパートしていった。
いままで手を抜いていいたのかと思うほどのスピード。
余りの興奮にカメラを置いて声援した。
激戦が続いたジャパンカップ・クリテリウムは、ゴールアーチを通過した。
ゴール後の別府選手は笑顔で沿道のファンへ手を振っていた。
ホッとした雰囲気の新城選手。
優勝選手は、人混みの中で見えない。
見上げると大型モニターが優勝者を映し出してくれた。
写真判定の結果、クリストファー・サットン(チームスカイ)選手が優勝となった。
準優勝は、スティール・ヴォンホフ(ガーミン・シャープ)選手だった。
初めて見るプロ選手のクリテリウムレースに興奮した。
写真を何枚見ても動画でも、生で、五感で感じる感動には及ばない。
配布されたパンフの言葉を思い出した。
「魂を揺さぶる感動が宇都宮にある!!」
最初見た時は大げさかと思ったがそんなことはなく、同感してしまった。
来年も、魂を揺さぶる感動を味わいに宇都宮へ行きたい。
■2014ジャパンカップ・クリテリウム リザルト
1位 クリストファー・サットン(チームスカイ)
2位 スティール・ヴォンホフ(ガーミン・シャープ)
3位 ベン・スウィフト(チームスカイ)
4位 グレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニNIPPO)
5位 ウェズレイ・ザルツバーガー(ドラパック)
6位 ミカエル・ヴァルグレン(ティンコフ・サクソ)
7位 アレッサンドロ・ペタッキ(クリテリウム・スペシャルチーム)
8位 宮澤崇史(ヴィーニファンティーニNIPPO)
9位 ヴァレリオ・コンティ(ランプレ・メリダ)
10位 エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(チームスカイ)
ランキング参加しています。
クリックして頂けると、更新のモチベーションが上がります。
お手数ですが”ポチッっ”とクリックをお願いします。
「宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」記事
■2016ジャパンカップサイクルロードレース《フリーラン》 ~ ”カンチェラーラ選手”、”新城選手”と、夢の並走!~
■2015ジャパンカップクリテリウム《後編》~感動!別府選手が日本人初優勝!~
■2015ジャパンカップクリテリウム《前編》~感激!カンチェラーラが目の前に~
■2014ジャパンカップクリテリウム《前編》~クリテリウム、スタート直前!~
■2014ぎょうざ専門店「正嗣」《ジャパンカップ番外編》 念願の宇都宮餃子を食べた!~
■2014ジャパンカップフリーラン《後編》~新城選手と別府選手は忙しい!~
■2014ジャパンカップフリーラン《続編》~スタート!山岳コースに四苦八苦~
■2014ジャパンカップフリーラン《前編》~感動! あの選手にサインもらった~
10月30日(木)のアクセス数は、4,183件、gooブログ順位:146位(2,082,083ブログ中)でした。また、にほんブログ村のロードバイク部門では22位(週間IN 660ポイント)でした。ご覧いただきましたみなさま、ありがとうございました。