福岡市西区下山門のバイクサービス
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今回はちょっと前の原付スクーターでなっていた

スラッジ(燃えカス)噛みの事です。

良くなるのはスズキのレッツ(4スト)ホンダのToday、Dio

いずれもインジェクション車で本当は電子制御なので

完全燃焼しないといけないのですが・・

スズキに関してはエンジン洗浄剤を使っていれば

大体治ったりします。

ホンダに関しては

もう末期になると分解以外方法は無いです。

で。今回の画像は

ホンダのエンジンです。

スラッジ(燃えカス)噛みと言ってもバルブだけとは限りません。

ピストンリングにも入り込んで圧縮不良を起こします。

今回、分解したエンジンに関してはオイル管理が悪すぎでオイル食いが起こり

オイル迄燃焼室に入ってそれで不完全燃焼、エンジン不調、停止となりました。

ここまでくるとピストンは当たり前ですがシリンダー迄交換しないと持ちません。

ですので原付だからと馬鹿にせずにちゃんとオイル交換等メンテナンスをしてあげることをお勧めします。

メンテナンスを怠ると後々修理代が高くつきますよ~



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かなり前はちょいちょい走ってるのを見かけていたのですが

車両が古いだけに最近見かけない一台が修理に入ってきました。

ホンダの6気筒CBX1000です。

今回、初めて扱いました。

セルが回らなくなり乗らなくなって放置していたそうで

キャブレターもオーバーホールしないといけなくなりました。

・・・

この車両キャブレターを外すのにエンジンを前にずらさないといけない

マジか!!

って事で

エンジンを前にずらして

何故かポートがきれいにさらっていました。

加工してのかな?

キャブを外します。

キャブの配列も独特です。

そして、もう一つ厄介なのがセルモーターを外す事です。

今回はエンジンをずらす作業もしたので良かったのですが

セルモーターを外すのにエンジンを固定しているボルトを抜かないと取れません。

ここまで来るのにかなりめんどくさい作業です。

セルモーターを分解して結構内部に錆が見当たりました。

内部から焼けた匂いが・・・

いやな予感がしますが

錆びを研磨してブラシを交換して作動テストして車体に取り付けです。

無事に回りました。

が・・・

一時テストしていたら回らなくなりました。

やっぱり嫌な予感は的中しましたね

コイルまき直ししてくれる業者がいましたが4か月待ちとの事

こんなに待てません

そして、探しまくってたら社外品のセルモーターを注文することができ

無事にセルがシャンシャン回るようになりました。

旧車を持っている方は大事に保管しないでいっぱい乗ってあげてくださいね

それが機関良好につながります。

 

 

 

 

 



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