ひなたぼっこねこ

のんびり のんびり
ひなたぼっこ。。。

迷宮

2008-09-30 23:32:06 | 



               本当は

               何を閉じ込めたかったのか

               複雑怪奇な

               ラビリンス

               本当に

               暴れる力を

               閉じ込めたかったのか

               本当は

               どうにもならない想いを

               閉じ込めたかったのか

               ラビリンス

               入り込んだら

               出られない


               たった一つの欲望が

               次から次へと重なって

               造ってしまった

               悲しい物語

               暗いラビリンスに

               閉じ込められた

               たくさんの涙

               たくさんんの悲しみ

               たくさんの苦しみ

 
               複雑怪奇な

               ラビリンス

               抜け出せたのは

               開ける鍵があったからではなく

               強い力があったからではなく

               コロコロ転がる

               毛糸だまのおかげ

              
               ラビリンス

               本当に閉じ込めたかったものは。。。



               

               

               

               

               

               

向こう側に。。。

2008-09-25 20:32:29 | 



                 何を見たのだろう

                 その向こう側に


                 初めて大きい紙に

                 大きい筆で

                 大きい字を書くのは

                 どんな気持ちだったのだろう

                 上手とは言えない字だけれど

                 誰かを想って書いたとは

                 思えないけれど

                 紙いっぱいに

                 はみ出しそうに書いた

                 その子の字には

                 確かに何かが見えたようで

                 胸が一杯になった


                 きっと今がいちばん悩む時かもしれない

                 きっと今がいちばん苦しい時かもしれない

                 きっと今がいちばん混沌として

                 きっと今がいちばん切なくて
 
                 そんな中に生きている


                 それでも

                 とても強い

                 前を向いた

                 心の中

        
                 大きく書いた

                 文字の

                 その向こう側に

                 未来を見たのかもしれない




 
          昨日は大きい紙に書く日

             小学生の子と高校生の子と男の先生と女の先生と

             同じ大きさの紙に同じ詩を書きました

             ん~やっぱり違う

             若いっていいな!ってところでしょうか。。


  
              


                  

                                  

堂々巡り

2008-09-23 17:44:37 | 


                 堂々巡り

                 ぐるぐるまわって

                 またもとの場所
                
                 堂々巡り

                 いつまでたっても終わりのない

                 終点のない電車に乗ってるよう

                 堂々巡り
   
                 どこで降りるか忘れてしまい

                 どこまで行くのか忘れてしまい
 
                 堂々巡り

                 ひとり取り残される心の中

                 窓から見る景色だけが変っていく

                 堂々巡り

                 目の前の

                 小さなドアは見えてるかしら

                 堂々巡り

                 そこから降りるには

                 その足で歩くしかない

                 堂々巡り

                 そこから降りるには

                 その心で止めるしかない


                 堂々巡り

                 人の世は

                 堂々巡り

                 まわっている

                 
                 でもね

                 同じ時間は二度とない

                 同じ景色は二度とない

                 堂々巡りの

                 心の中

                 あなたはそこにいていいのかと

                 私はここにいていいのかと

                 堂々巡り

                 心の中に

                 静かに

                 問いかけてみる




                 


                 
                 
                 

                 

思い

2008-09-17 23:20:07 | 



               綺麗だと

               思う心                
         
               そのままに

               愛しいと

               思う心

               そのままに

               信じると

               思う心

               そのままに


               ただ

               真っ直ぐに

               心の中に

               入って来てほしい

               

               

               

まんまる

2008-09-14 23:06:27 | 



             まんまるまんまる

             お月さま

             まんまるまんまる

             お月見だんご

             まんまるまんまる

             おかあさんのおにぎり

             まんまるまんまる

             しゃぼんだま

             まんまるまんまる

             ねこのしっぽ

             まんまるまんまる

             まんまるなこころ

             まんまるまんまる

             まんまるまんまる

             まんまるって

             なんだかいいね

            

             

傷ついた心

2008-09-12 23:50:29 | 

            人の心がひとつなら

            何故にそんなに

            苦しむのだろう

            ひとつの心に

            喜びや

            優しさならば

            良しとしよう

            ひとつの心に

            苦しみや

            憎しみばかりで

            溢れたら

            その心は

            どこに行ってしまうのか

            救いたい思いが

            空回りする

            伸ばすその手が

            すれ違う

            いっそ知らぬふりをして

            いっそ見えないふりをして

            通り過ぎてしまおうか

            そう思っても

            心が許す筈もなく

            今はただ

            心が静まるのを待つばかり

            人の心がひとつなら

            優しい想いだけでいい

            ただそれだけで。。。 




                     。。。。よし!!!

          

            

秋空

2008-09-09 08:03:38 | 日常



            みんなみんなお年頃

            いろんな悩みがあって大変そうね


            高校生の女の子

            ん~~~

            何かあったのかしら?

            いつもと違う雰囲気よ

            それでね

            どうしたのかなぁ?

            って女の子を見ていたら。。。

            「見ないで~~!」って

            「どうして?」って聞いたらね

            「透視されそう」だって

            「え~透視なんて出来ないよ」って言ったら

            隣の女の子

            「しそうだよね」

            ????そんなね~~

            この話を息子にしたら

            「うん。わかる」

            こらこら。。。

            私は透視なんか出来ません

            魔法使いでも

            魔女でもありませ~ん

            まぁ

            ほうきに乗って空を飛んでみたいとは思うけど

            
            秋の空は

            気持ちがよさそうだしね。。。

 
            



            

            

            

ふわふわふわ。。。

2008-09-06 23:17:18 | 


            
            ふわふわふわ。。。

            わたあめみたいな

            ふわふわな雲

            こんなふわふわな雲をつくりたくて

            誰かがわたあめつくったのかしら


            誰かの心を傷つけたのは

            誰かと同じ

            心を持った            

            人。。。

            誰かの心を救ったのは

            誰かと同じ

            心を持った

            人。。。

            誰かがその手を離しても

            誰かがその手を繋いでくれる

            信じる心があるならば

            きっとどこかに導いてくれる

            自分の心のいく道は

            この空の下に

            かならずあるはず

            
            秋の空に

            ふわふわふわ。。。

            うかぶ雲は

            もしかしたら

            わたあめみたいに

            甘いのかしら

            なんて思っちゃう。。。





            

夏の空

2008-09-03 14:00:43 | 
            
           
            掃除機かけて

            お風呂を洗って

            水を張る間に少し休憩

            
            ガラスのコップに

            カラカラと
 
            氷を入た炭酸水

            冷たいグラスを

            空にかざしてみる

            プチプチはじける

            炭酸の泡

            泡の向こうに

            夏の空


            ころころ転がる

            小さな石を

            丁寧に積み上げている
 
            そんな感じかしら

            指で弾けば

            崩れてしまう

            それでも
 
            何度も積み上げる

            小さなかけらは残っているから

            また積み上げようと

            思う気持ちも残っているはず

            
            小さなかけらは

            いちばん
 
            大切なもの

            
            まるい小石や

            しかくい小石

            色々な小石を
 
            積み上げながら。。。

            そんなものかも

            生きるって

            もしも

            自分の指で弾いてしまっても

            誰かの指に弾かれてしまっても

            いちばん大切なものは

            消えないから

            また

            これから

            積み上げていけばいいわ


            空にかざした

            冷たいグラス

            プチプチはじける炭酸の泡

            泡の向こうに
 
            まだ

            夏の空

            私のこころも

            夏の空

                        

            

            

2008-09-01 01:06:38 | 
            
            この空の下

            あなたと出会えてよかったと

            心から思うの


            何かが

            少しでも違っていたら

            出会うことがなかったと

            この空を見ていて

            思ったわ

      
            あの頃の

            あなたと私のいた空は

            きっと燃えるような

            空の色をしていた

            あの頃は…

            あの頃に…

            私とあなたは

            時々口にするけれど

            私は

            今
            
            ふたりが生きている

            この空も

            とっても好きよ


            この空の下

            あなたと出会えて

            本当によかったと

            心から思うの