その木の
枝や幹や根に守られて
小さな桜は
花を咲かす
木の想いを
心で受け止め
人は
見えないものに
不安を感じ
時に
求めることばかりに
心を奪われてしまう
この
小さな花のように
生きたいと思う
。。。そろそろ帰ろう!
ほら、あそこから。。。
まだかなぁ?って
のぞいてるしね
枝に
ぽつりぽつり
四季桜
この花が見たくて。。。
寒さがはじまるこの季節に
迷いなく
澄んだ想いだけで
咲いているような
小さな花に
聞いてみたいことがあって。。。
寄り道していたら
曇り空になってきて
少し寂しく見えるでしょうか
今度は
澄んだ青空の下の
四季桜
会いに行ってきますね
より道は
子どもの頃みたいに
楽しくて
水の音にさそわれて
そっちに行ってみたり
足もとにどんぐりみつけて
ころころ。。。下を向いてさがしてみたり
赤い実は
鳥が食べに来るのかしら?
考えてみたりして
歩いて立ち止まり
歩いて立ち止まり。。。
そろそろ
行ってみようか。。。
体で風を感じたかったのか
心に風を感じたかったのか
自転車を走らせ風を感じ
揺れるコスモスに風を感じ
心の中の
絡まる何かが
少し解れてきたような気がした
黄花コスモス。。。
もう終わりかけていたけれど
見られてよかった
小さな花は。。。まだ。。。
その小さな花が見たくて
自転車を走らせた
久しぶりの坂道
行きは下り坂だから
スピードを緩めずに下って
風が気持ちいい。。。
帰りが。。。怖い~
少し高い所からの景色は
なんだか別世界のように見えるね
1分もしないでそこに着くのに。。。
水の音がしてくると
なんだか少しほっとして
カワセミくんはいないかと
ちょっと止まって見ていたけど
食事の時間はもう終わったのかな
残念ながら会えませんでした
。。。小さな花はもう少し先。。。