ふっと。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　靴下

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かたっぽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　裏返ってる
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シャツのそで

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左だけ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中に入ってる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰かの癖に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くすっと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　笑ってみたり　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くるくるからんだ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　細いひもに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう！！って

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いらいらしてみたり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お天気の日には

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思いっきり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　洗濯物干し

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　気持ちいいって

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　深呼吸

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　曇りの日には

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乾くかなぁって

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　溜息ついて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くの車の音に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さい頃遊んだ海の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　波の音を重ね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白い雲に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何の形を見ただろう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕陽の色に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠い日を思い出し

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨の雫の中に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　少しの寂しさ感じた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここに来て

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どれくらいの時間

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここに立って

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何かを思ったり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　考えたりしたんだろうな
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんなことを

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふっと思った

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぽかぽか

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　陽のあたる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さな小さな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　家のベランダで。。。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

苺の花

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毎日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空ばかり見上げていたけれど

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふっと。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　足元を見てみたら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苺の白い花

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ワイルドストロベリーは

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだまだ寒さに負けず

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元気です

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤い実もひとつ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　がんばれ苺ちゃん！なんて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思わず応援したくなったりして。。。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自転車でお買い物

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目の前の空は

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕焼け前の光る雲

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よ～く見ると

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲の端が虹色に光ってる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あっと。。思う間の一瞬だけ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰か気がついたかしら？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もしかして私ひとり。。。？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんて思ったら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと得した気分！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほんとうに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちっちゃなちっちゃな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目の前の幸せふたつ。。。でした



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

夢の中で

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　またいつか

　　　　　　　　　　　　　　　　　一緒に生きようと

　　　　　　　　　　　　　　　　　約束をする

　　　　　　　　　　　　　　　　　「必ず探してね」

　　　　　　　　　　　　　　　　　その言葉に。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　忘れられない夢がある


　　　　　　　　　　　　　　　　　その夢は

　　　　　　　　　　　　　　　　　出会った頃から

　　　　　　　　　　　　　　　　　何度みただろう

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　始まりの夢の中で

　　　　　　　　　　　　　　　　　私は幼い女の子のようだった

　　　　　　　　　　　　　　　　　傍にいるのは感じているのに

　　　　　　　　　　　　　　　　　姿が見えない不安に脅え

　　　　　　　　　　　　　　　　　いつまでも泣いていた

　　　　　　　　　　　　　　　　　不意に目の前に現れた人

　　　　　　　　　　　　　　　　　覗き込む笑顔が

　　　　　　　　　　　　　　　　　今でも心の中から離れない


　　　　　　　　　　　　　　　　　時に

　　　　　　　　　　　　　　　　　私ではない姿の私がいて

　　　　　　　　　　　　　　　　　その人ではない姿のその人がいて

　　　　　　　　　　　　　　　　　そこでもまた

　　　　　　　　　　　　　　　　　私はその人を探していた

　　　　　　　　　　　　　　　　　また

　　　　　　　　　　　　　　　　　何も見えない

　　　　　　　　　　　　　　　　　意識だけの夢だったとしても

　　　　　　　　　　　　　　　　　その中の私の心は

　　　　　　　　　　　　　　　　　その人の心を探していた


　　　　　　　　　　　　　　　　　そうして

　　　　　　　　　　　　　　　　　何度

　　　　　　　　　　　　　　　　　夢の中で探しただろう

　　　　　　　　　　　　　　　　　その人は


　　　　　　　　　　　　　　　　　わかってくれるでしょうか

　　　　　　　　　　　　　　　　　何度も夢で見るのは

　　　　　　　　　　　　　　　　　何度も夢の中で探すのは

　　　　　　　　　　　　　　　　　いつも

　　　　　　　　　　　　　　　　　いつも

　　　　　　　　　　　　　　　　　ただひとりの

　　　　　　　　　　　　　　　　　あなただということ


　　　　　　　　　　　　　　　　　だからね

　　　　　　　　　　　　　　　　　私は

　　　　　　　　　　　　　　　　　またいつか

　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたを探して

　　　　　　　　　　　　　　　　　一緒に生きていくことができると

　　　　　　　　　　　　　　　　　信じている

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

焼きおにぎり

　　　　　　　　　　　　　　　　　今、我が家で流行？

　　　　　　　　　　　　　　　　　と言うか

　　　　　　　　　　　　　　　　　息子のお気に入り？が

　　　　　　　　　　　　　　　　　この焼きおにぎりです

　　　　　　　　　　　　　　　　　「今までどうして作らなかったの～」

　　　　　　　　　　　　　　　　　って息子に言われたけど

　　　　　　　　　　　　　　　　　息子が味噌をつけた焼きおにぎりを食べなかったから

　　　　　　　　　　　　　　　　　醤油の焼きおにぎりを作っていただけで

　　　　　　　　　　　　　　　　　でも

　　　　　　　　　　　　　　　　　時々一緒にお皿の上にのっていたんだけどね～

　　　　　　　　　　　　　　　　　この味噌おにぎり

　　　　　　　　　　　　　　　　　実家の母が作ってくれたように

　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとだけ隠し味にお砂糖入れて作ります

　　　　　　　　　　　　　　　　　食事の前の

　　　　　　　　　　　　　　　　　少し小腹が空いた時にと

　　　　　　　　　　　　　　　　　テーブルの上に置いておくと

　　　　　　　　　　　　　　　　　３つ４つ、平気で食べてしまう

　　　　　　　　　　　　　　　　　育ち盛りの息子は

　　　　　　　　　　　　　　　　　日に日に目線が近づいてくるようで

　　　　　　　　　　　　　　　　　あと1年ぐらいで

　　　　　　　　　　　　　　　　　背も追い越されてしまうかな？

　　　　　　　　　　　　　　　　　それも楽しみ

　　　　　　　　　　　　　　　　　でも、口も負けずに生意気に！

　　　　　　　　　　　　　　　　　毎朝

　　　　　　　　　　　　　　　　　「行ってらっしゃい！」の声に

　　　　　　　　　　　　　　　　　「行ってきます！」と

　　　　　　　　　　　　　　　　　いつまで

　　　　　　　　　　　　　　　　　手を振ってくれるんだろうな？

　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　

小さなゆめ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　お星さまになりたかった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんぺいとうはね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　お星さまが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぴかぴか光って

　　　　　　　　　　　　　　　　　　きれいねって

　　　　　　　　　　　　　　　　　　みんなが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　お空を見あげるのが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　うらやましかったの


　　　　　　　　　　　　　　　　　　お空のうえの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　お星さまはね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんぺいとうが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　あったかい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　手のひらの上にのって

　　　　　　　　　　　　　　　　　　みんなににこにこ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　笑顔をもらえるのが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　うれやましかったの

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　だからね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　お空に光るお星さまをみたら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　にこにこ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　笑顔をみせてあげてね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんぺいとうを手のひらにのせたら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひとつぶつまんで

　　　　　　　　　　　　　　　　　　お空に
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　かざしてあげてね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　きれいねって


　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんぺいとうの小さなゆめ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　お星さまの小さなゆめ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　叶うように





　　　　　　　　　　　　　　　　　　

羽根と折り紙

　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう鳥には興味がないのかなぁ？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　と思っていた息子が

　　　　　　　　　　　　　　　　　　学校から帰って一息ついた時

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「今日、鳥の羽根が落ちていたんだ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「チョウゲンボウの羽根だよ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　息子が指さした先…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　私が折った折り紙に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　羽根がさしてありました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　…ちょっと微妙かもよ…


　　　　　　　　　　　　　　　　　　テレビの脇にあるこの羽根を見ていると

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふわふわ。。。と

　　　　　　　　　　　　　　　　　　空から落ちてくるようなイメージ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ではないけれど

　　　　　　　　　　　　　　　　　　カッコイイ鳥の飛ぶ姿を思い浮かべ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　この羽根を持っていた鳥が見た

　　　　　　　　　　　　　　　　　　この世界はどんなだろうか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　想像してみたりします

　　　　　　　　　　　　　　　　　　この羽根で

　　　　　　　　　　　　　　　　　　青い空を自由に。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　やっぱり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳥のように飛びたいと思うのは

　　　　　　　　　　　　　　　　　　人間の永遠の夢。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ですね




　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

銀杏

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　銀杏の葉が

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　翼のように見えるのはね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　時々

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木からそっと離れて
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空を飛んでるから

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なのかもしれないよ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さわさわさわ。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風に吹かれる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　銀杏の葉っぱの音にまじって

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　微かに聞こえるかしら？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くすくすくす。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さな笑い声

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっといたずらっ子の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　銀杏の葉っぱが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰も見ていない間に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空を飛んでいて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰かが振り向いて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　銀杏の木を見上げる前に
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちゃんと木に戻ったの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰にも気付かれないように

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふわりと風にのって

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風と遊んで
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふわりと戻ったの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いたずらっ子の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　銀杏の葉っぱはね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰にも見つからないのが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　楽しくて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰かに見つかるかな？って
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとの期待もしたりして

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かさかさかさ。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　葉っぱの音にまじって

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　楽しそうに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　笑ってるのかもね