生きるって大変...。

井上ひさし戯曲作法塾第10回公演『殺人のスヽメ』
観てきました～。
内容は・・・
お笑い芸人が市長になる。
治安回復のために「殺人許可法」
一人までなら殺してもよいと制定。
もしも、子どもが殺されたらどうするか？
非常に深い作品でした。

毎日、稽古場日誌で出来上がっていく様子を知ってしまうと
「劇場が呼んでいる～」状態になってしまう。

戯曲塾公演は、本当に面白い！
思いがけない変化球が飛んでくるのも、稽古場公演と似ている。

今回も、ラストでやられました。
１つの伏線には途中で気づいたが、あの台詞はこのためか～と
わかると涙が止まらなくなった。

観ることができて、本当に嬉しかった！
どうもありがとう！！

幸せとは・・・？

「人は幸せになるために生まれてきたのです」（つかこうへい著）
★なんて、つけられません...。

12月公演「蒲田行進曲」のチラシを読み、
「娘に語る祖国」を読みたくなった。
うちにはなかったので、代わりに続編から読み始めた。
（一度、読んだはずだが、ＭＹ本棚である近所の図書館に、早速リクエストしないと。）

芝居でなじんだ台詞やシーン満載！
つか先生もストーリーの中に登場。
いつもなら、殺されてしまう「アイコ」は行方不明。

でも、どの芝居よりもハッピーエンド。
この終わり方がいいんですけど、
それでは「熱海殺人事件」は成立しない？
新しい終わり方として、どうでしょ？