「シューカツ」

（石田衣良著）
★★★★★（ベアの満足度）

マスコミ志望の７人の大学３年生が
「シューカツプロジェクトチーム」を結成。

就職活動とは、ありのままの自分を受け入れていく
作業でもあるんだなと思う。
それ以上でもそれ以下でもない自分。

プレッシャーや孤独との戦い。
浮ついたり、落ち込んだり、主人公千晴の心の動きに
こちらまで一喜一憂。

振り返ってみると一番、らしいなと思う進路に
落ち着いていたりもして...。

学生時代が少し懐かしく、羨ましくなり、
結構、読み応えのあるボリュームでしたが、
引きずられるように一気読みでした。

「持たない暮らし」

（金子由紀子著）
★★★★（ベアの満足度）
読んでいる途中から、部屋を片付けたくてしかたがない。

持たない暮らしとは、「今」を大切にする暮らし。
未来のためのストックも、過去の思い出も
本当に大切なもの以外、持たない。

性格を変えるのではなく、習慣を変える。
２週間具体的な行動を続ける。

７つの習慣の中で「代用する」が心に残る。
そのつど必要なものを、
100円ショップで購入するのではなく、
使う頻度が低いのであれば、
他のものでなんとかならないか考える。
知恵を使って、モノを増やさない。

モノを増やす時は、本当に気に入ったものだけにする。

わが家もだんだん床面積が広がり、
夏に向かって、涼しげになっています。