(田渕久美子著)
★★★★(ベアの満足度)
昨年の大河ドラマ「篤姫」の脚本を執筆した著者。
あのドラマには、心に残る台詞がたくさん出ていたけど、
この本にも、人生の転機となるような文章がある。
「あるがままに直感に生きる」
自分との対話で「自分のあるがまま」を知る。
自分の嫌いな部分も「あるがまま」に受け止める。
そのためには、自分自信を厳しく律すること無く、
甘やかし認めて行くという過程が必要。
(完璧を目指す必要なし!)
そうすることにより、他者の「あるがまま」も
受け入れられるようになっていく。
(そうなりたいな。)
「篤姫」執筆後になくなった旦那様。
尊敬し合い、家族を大切にしていたこと、
理想の夫婦だなと、胸がきゅんとなる。
「女の道は一本道」は篤姫の養育係菊本の言葉。
自己責任、天命から逃げない。
「自信がない」といつも思っていた。
でも、「自信」とは「自分を信じること」
私は、自分を信じていないんだと思ったら、
少し淋しくなった。
だから、もう自信がないとは言いたくない。
自分のあるがままを受け止め、自分の道をみつけたい。
そんな気持ちになった1冊です。