(中崎タツヤ著)
★★★(ベアの満足度)
流行の断捨離やときめきよりも
さらに究極の「捨て」本。
とにかくモノを持たない。
仕事部屋はまるで入居前の部屋。
家具も電化製品もなく、机と寝袋のみ。
いらないなあと思ったら、
部分的にでも捨てていくほどの潔さ。
ポリシーもあるんだかないんだか。
でも、この本を読んでいたら、
部屋中無駄なものだらけに思えてくるのが不思議だ。
彼の職業は漫画家。
締切間際に捨て始め、締切後には買い物をするのだから、
一種のストレスなのかとも思う。
ただ、買い物依存の女性だったら、買うだけで捨てることは
しないような気がする。
同じ品物を捨てたり、買ったりで
まったく男は...と思ってみたりの
ばかばかしさもあった。
でも、やっぱり私の所有物、多いからなんとかせねばと思った。