「うさぎパン」 2012-02-29 15:43:16 | 読書 (瀧羽麻子著) ★★★★(ベアの満足度) 久しぶりに電車の中でうるうるっと来た。 さすが、ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作品。 女子高生の優子、義母のミドリさん、 家庭教師の美和ちゃん。 義母とも仲良く、成績がふるわず家庭教師さんを 頼んだら、姉のように仲良くなり、と 日常の穏やかなストーリー。 パン好きで同級生の男子と パン屋めぐりをするシーンに ほのぼのしてしまった。 どんな境遇でもそれを重く受け止めなければ しんどくないんだなあ。 かえって楽しそうでさえあった。 「うさぎパン」というタイトルに納得。 それ以外ではあり得ないお話でした。