(真山仁著)
★★★★(ベアの満足度)
普段読まないジャンルの小説。
でも、この本、私にはとっても面白かった!
2011.3.14まで「別冊文藝春秋」で連載されていた小説。
東日本大震災を経て、加筆修正されたという物語が
気になって読み始めました。
有言実行と強いリーダーシップで熱く語り、
日本を引っ張る宮藤総理。
震災からの復興、エネルギー問題、資源の取引。
彼を取り巻く、切れ者の秘書官田坂、白石。
白石と幼なじみの神林は、新聞記者として
スクープを狙う。
政治家として、潔白であること。
必要悪、矛盾と葛藤。
本当に悪いことは何なのか?
日本国民にとって、良い国とは?
数年後の日本。
現実にはどうなっているのだろうか?
幸せな国であって欲しいと切に願う。