ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

「八朔の雪」

2010-07-05 23:55:02 | 読書

(高田郁著)
★★★★★(ベアの満足度)

天涯孤独の澪が主人公の時代小説。
大坂から江戸に移り住み、「つる家」というそば屋で働く。

上方と江戸の味の違いを模索する様、
天涯孤独の身の上から、味方を増やしていく誠実さ、
一生懸命な様子に、私自身も感情移入していく。

料理って、奥が深い。
澪の味覚の鋭さ、天性の料理人。

同じ状況になったとしたら、彼女のように頑張れるだろうか。
自分の信じた道に進めるだろうか。

冷蔵庫もない時代。
「明日」のための食材は、手を加えておかねばならず、
乾物も自分で作り、食べ物を大事にしている感じがする。
それに比べて...現代は。

一食一食を大事にしよう。
そうココロから思う作品。

連作1作目にして、はまりました。
早く次が読みたいな。

ポプリです!

2010-07-05 23:48:17 | 学び

プリキュアの赤ちゃん妖精です。

まだ登場して2週間ですが、
赤ちゃん好きのマイマイに「ママ、作って~」
とせがまれました。

でも、前回のシフォン...。
幼稚園で「へんなの」と言われている
現場を見ちゃったんです。

それでもシフォンちゃんと可愛がっているのが
ちょっとせつなくて...
「作って」と言われてもはぐらかしてきました。

数々の失敗の教訓を生かし、
ポプリでリベンジ!

明日の反応がこわいような、楽しみなような...。

「ちょっとうれしい」

2010-07-04 22:11:58 | 芝居

6/29-7/4 劇団青い鳥@小劇場楽園

春にもらったお手紙に
「いさぎよく散るのはもうちょっと先にしよう」の文字。
すごく、すごく嬉しかったです。

柱をはさみ、2方向から観るスクエアの舞台。
自然な展開の6つの場面。

会場中が同じ笑いを共有し、客席が一体となっていく。
すっごく、すっごく笑った。

オーディション会場には4人の役者。
影の声に従い、即興劇が始まる。

母の骨を食べる末っ子。
うんこにするかゲロにするかでもめるシーンは、
初めて観た芝居を思い出す。

金太郎、お弁当箱のうたを真面目な顔で論じる人達。
真面目であればあるほど、大笑い。

小さなちゃぶ台に小さな鍋にはおでんがいっぱい。
本気で食べる人達、
今夜はおでんにしようかと思うくらい美味しそう!

おばあちゃんが衣裳を脱いだら、配役交代。
どの役をやっても、そこに自分がいる役者さん達。

赤のマニキュアの似合う喫茶店のオーナー。
なかなかつかないタバコ、織女さんはどんなシーンも絵になる。
お金をめぐる2人2組の会話。

黒い布に包まれた何かを運ぶ人。
開けるとたくさんの風船。
着ぐるみの役者さんが、場面1と2を演じる。

着ぐるみを着ていても、
前と同じ感情で同じ表情で...
それに気づいたら、涙が止まらなくなりました。

外見にまどわされることなく、
どこにいても、どんな役割でも、「私」は「私」でいいんだって、
背中を押してもらった気がしました。

着ぐるみさん総出演で、楽しく歩く。
楽しそうにしている姿って、こんなにわくわくするものなんだ。
笑顔って、スゴイ!

客席と紙テープでつながったまま、さよなら?
アンコールが鳴り止まず、何度も何度も動物さんが
出て来てくれました。

市堂令、やっぱり大好きだよ。
また次も、待っていてもいいですか?
元気になる舞台をありがとうございました

農民カフェ!

2010-07-04 21:55:58 | 美味しいもの

久しぶりの下北沢ですっ!

少し早めに到着し、下北探索。
ランチは、農民カフェ。

農民総菜プレートには、5種類の日替わり有機総菜。
お味噌汁にも、野菜がいっぱい!

野菜嫌いの私も、美味しくって完食!
ひと手間かかった料理は、やっぱり美味しい!

食後はフルーティな蓮茶をセレクト。

大きな木の下、ちゃぶ台で食べるご飯は、
この後の観劇を予感させるもの。

もう少しくつろいでいたいけど、
そろそろ開場時間です。