おにいちゃんたちの“しょうがっこう”で“こうかいび(公開日)”があった。
“てんらんかい”をみたついでに、“じゅぎょう”もみれる。
おにい 「“しょどう(書道)”のじかんにきて!」
ママ 「“しょどう”か~」
おにい 「“なまえ”をかくのを、チェックしてもらうの。」
ママ 「あ、“こふで(小筆)”か。」
おにい 「うん、“おや”にみてもらうんだって。」
ママ 「ちいさい“こども”がいるから…」
おにい 「え~」
ママ 「がんばってみるよ。」
おにいちゃんの “しょどう(書道)”を、みにいった。
ママ 「どれどれ?」
おとうと「っち~(あっち)」
ママ 「え、おにいちゃん、これから、かくけど…」
おとうと「ち~!!!」
ママ 「…ごめん、あっちいってくる。」
おにい 「…」
こうして、あまりみないまま…ギャーギャーなぼくたちは、かえった。
おにいちゃんたちがかえってきた。
ママ 「あ、おかえり~ …どうした?」
おねえ 「…ママといっしょにやるの、できなかった。」
ママ 「え? パパ、いなかった?」
おにい 「…おかあさん、なまえ、チェックしなかった。」
ママ 「…ギャーギャーだったからね。」
おねえちゃんも、“おや”といっしょにつくるモノがあったらしい。
おねえ 「これ…」
ママ 「わぉ、キレ~イ!」
おねえ 「“やすみじかん”に、ママさがしたけど…いなかった。」
ママ 「ギャーギャーだったから、かえったんだよ。」
おねえ 「ほかのヒトに、てつだってもらった。」
ママ 「こんどから、ギャーギャーはおいてくから…」
ぼく 「くん、いく~!」
ママ 「…『おなか、へった』っていわなくなったら、ね。」
ぼく 「え~」
“かぞく”がたくさんいると…“きもち”もたくさん。
みんながちょっとずつ“がまん”する。
けど、“がまん”ばかりじゃ…うまくいかない。
ママは、ひとりずつ“ハグ”をしてた。
ママは、まいにち“ハグ”をしてくれるようになった。
“しょうがっこう”にいくとき、かえってきたとき…ねるとき。
あ、ぼく、“ようちえん”にいくとき…してもらってな~い!!
あしたから、してもらおっと。