Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

PDX(原宿)

2021-12-19 18:00:00 | ビールのお店

先週の日曜日に、原宿の『PDX』さんに初訪問しました^^
アメリカのオレゴン州ポートランドのクラフトビールを扱っているお店で、PDXはポートランドの都市コードからつけられているそうです。
ビールのお店に来たのも久しぶり!!
7月20日以来なので約5か月ぶりの外飲みでした!!

 
店内はタップの前のカウンター席、窓際のカウンター席とテーブル席が3つと比較的小さめの広さ。
私は店員さんとお話がしたかったので、タップ前のカウンター席に座らせて頂きました。
タップ数は10。樽がなくなると別の物を入れるので、2~3日に1つは替わるそうです。
 
ビールの品揃えも土地の特徴が表れていて、IPAが多いのはアメリカらしいですねー。
私は1杯目、「Marionberry Sour Ale」をチョイス。マリオンベリーって初めて聞きましたが、オレゴンで作られているブラックベリーの一種だそう。
香りはベリーの甘さを感じ、濃厚さもあります。サワーの酸っぱさはしっかりありつつも濃厚さが上回っていて、ワインにも似た飲み口でした。
友達は「Hop Hash IPA」。アルコール度数も6.5%と高めで強いホップ感が賑やか。苦みもパンチもあるIBU80の王道的なIPA。
 
次に飲んだのは「Supercool IPA」。濃い目のブラウンに濁りもあります。
草原ぽさのあるホップ感、こっくりとしていて苦みもしっかりありましたが、「Hop Hash IPA」と比べるとこちらの方が控えめではありました。
写真には撮っていませんが、友達は「Sassy Pony Hoppy Pale Ale」をセレクト。強い濁りがあり、華やかなホップ感、トロピカルなニュアンスも。
 
最後に店員さんのおススメをお伺いし、「Awesome Mix Dry-hopped Saison」を。
店員さんと私は割と好みが近い様で、前2つに飲んだのがお好きだった様(笑)。
樽感と松の香り、酸味もスモーキーさもあり、複雑な味わい。それぞれのクセが結構出ていました。
最後の最後は「Breakside IPA」、IPAですが爽やかさがあるのはシトラスの風味が成せる業。味わいはちゃんとありつつ飲みやすく仕上がっていました。
 
この日お話した店員さんも今年のビール検定2級合格したそうで、話に華が咲きました。
色んなクラフトビールのお店に行かせてもらっていますが、州に特化したお店は初めて。
お料理もアメリカらしく、ビールと相性の良いものばかりでした^^
今年の11月には茗荷谷に姉妹店の『WEDGE BOTTLE SHOP & PIZZA』さんもオープンしたそうで、こちらもその内お邪魔させて頂きます!


 



 


八重洲地下街(リカーズ・ハセガワ)

2021-10-07 18:00:00 | ビールのお店
先月銀座に行く用事があったので、その後前々からチェックしていた東京駅の『リカーズ・ハセガワ』さんへ訪問しました。
東京駅自体は今までも何度も行った事があったのですが、八重洲地下街に行ったのは初めて。
思えば反対方面に行く事が多かったようで、東京駅構内でしばらく迷ってしまいました。
最初に行ったのは外堀地下二番通りにある北口店。
入り口には洋酒がずらり。ワインの品揃えも豊富なようです。
 
ここ最近はブログにも書いていますが、勤務先で提供するイギリスビール探しに奔走しています。
『リカーズ・ハセガワ』さんへ行ったのも、今回はそれが目的でした。
なのでわき目も振らず海外ビールコーナーへ。
棚にずらり、各国のビールが並んでいてワクワクします^^
 
日本のクラフトビールも冷蔵庫の中に沢山陳列されていて、目的はあれどやはり目移りしてしまう私(笑)。
しかしここでは条件に合うイギリスビールがなかったので、店員さんにちょっと聞いてみた所「本店は取り扱い商品も違うのであるかもしれません」との事。
同じ八重洲地下街の中に本店と北口店の2店舗があるので、マップを頂いて本店へ


本店は八重洲地下一番通りに。店構えが北口店とは違って店内というよりも地下道に沿った陳列をしていました。
 
確かに種類が違う。ビールのメインは基本的にはクラフトビールの様でした。
並んでいるビール達が可愛すぎて思わずパシャリ。
 
冷蔵庫にも珍しいビールが沢山あり、あれもこれもと飲んでみたい物はキリがありません…。
 
海外ビールもやはりクラフトビールが主力商品の様。
海外のクラフトビールはその流通や供給の関係上、日本のものよりも値が張る所が痛い所。
もっと気兼ねなく買える位になりたいものです^^;;
 
残念ながらここでも条件に合う様なイギリスビールはみつかりませんでしたが、折角なのでイギリスのクラフトビール2種類を購入。
わき目も振らず、と言えど魅力には抗いようがなくやはりビール以外のコーナーにも足を入れました。
ウイスキーやブランデーも興味がある分野ではあるのですが、一本買う勇気はないので「Hennessy」のミニチュアも一緒に買いました。
ミニチュアでも高価な物はン万円するものもあり、厳重に鍵も掛けられていましたよー。


よし、これでとりあえず今日の任務完了!!と帰路に付こうとした所、『お酒ドンキ』なるお店を発見。
お酒だけを取り扱ったドンキホーテ。外堀地下二番通りにあり、調べてみると今年の5月にオープンしたばかりの様。
これが予想を反して意外に品揃えが多く、ビールの種類も豊富でした。
また、すぐ近くにはカルディもあり、お酒好きには堪らないパラダイスでした!!
今回はあくまで「イギリスビール」と照準を当てて行きましたが、次回はもっと色々じっくり見に行こうと思います。
時間ももう少し余裕を持って、たっぷり堪能したいものです。

白金魚プラチナフィッシュクラフト ビア バル(川崎)

2021-07-20 19:00:00 | ビールのお店
先日川崎で用事があったので、川崎駅直結のatre3階にある『白金魚』さんに訪問してきました^^
 
カウンターとテーブル3席の小さなお店。木目調の綺麗な店内です。
 
東京は緊急事態宣言下、神奈川はまん延防止法下の中での久しぶりの外飲み。
普段は12タップありますが、この日は4タップしかありませんでした(涙)。
 
そんな中4種類全部頂きました!
まずは山梨「FAR TEAST Brewing」さんの「Silk Road」。
奈良醸造さんとの初コラボ商品のヘイジーサワーエールです。
ホップの賑やかな香りが印象的。
強い酸味で、爽やかだけどグイグイとはいけない個性派。
そして神奈川「東海道BEER神奈川宿工場」さんの「1623」、正統派IPA。
神奈川もクラフトビールは多いですが、私は初めて知ったブルワリーです。
コクと香ばしさのある香り、麦芽の甘みもありつつホップの苦みもありつつ、そのバランスが美味しかったです。
 
そして次に頼んだ二種類はどちらも泡なしで擦り切れ一杯!
神奈川は川崎の「TK Brewing」さん、ここのブルワリーもお初です。
「Leftover Commom」、とにかく複雑な味わい。
数種類のホップを使っているのか、個性的な広がりがありつつコクもありました。
最後に静岡の「反射炉ビヤ」、「セッションZappa630」。
弾ける様なホップが楽しいセッションIPA。
香りも良いし酸味もあるし、夏にはぴったりの飲み心地でした^^
 
お店の対面に「ビアマルシェ」があり、日本各地のビールを売っているのですが、営業形態の問題で「ビアマルシェ」で買ったビールをお店で飲む事は出来ないそう。
と、やはりここに来て酒類提供の是非が出てくるのが心もとなく…。
神奈川県でも緊急事態宣言が発令するのだとか。
今お店のHPを見たら休業となっていたし、飲む側としても提供する側としても、ましてやそれを生計としてやっている側としても、辛いです。
その辺は難しいお話が関わってくるので、割愛っ!!

立川ビアホール

2021-05-12 18:00:00 | ビールのお店
いやはや、自身の多忙と世間の自粛ムードに気圧されて書いていいものかどうか迷っている間に一か月以上経ってしまいました(汗)。
結局飲食店の時短・自粛は厳しくなる一方で、お酒を飲みに行く事も提供する事も出来ない状態がもう少し続きそうなので、まずは記録しておくことにしました。
立川でとある展覧会に行く機会があったので、そのついでに『立川ビアホール』さんに初訪問。
大通りではなくちょっと路地裏にあるので、電話をかけて先に場所を案内して頂きました。
入り口はレトロな趣き。ビアホールって、響きからワクワクします。
 
ビアホールなので、ビールの種類が豊富というよりは雰囲気を楽しむ感じです。
キリン・サントリー・アサヒ・サッポロと日本の大手ビールととヒューガルデンが基本ラインナップ。
因みにヒューガルデンは3リットルのグラスが!流石にそんなには飲めませんが(因みに因みに5280円です笑)。
キリンビールのタップ・マルシェも取り扱っていて、日替わりのクラフトビールを4種類選べます。
世界のボトルビールも7種類ありましたが、この日はクラフトビールを頂きました。
タップ・マルシェは今どんどんマーケットを広げているキリンさんの試みなのですが、それについても今後紹介したいと思います。
まずは伊勢角屋麦酒のペールエールと瀬戸内ヴァイツェンで乾杯。
実はここに訪問するちょっと前に偶々瀬戸内ヴァイツェンを飲む機会があったのですが、とてもまろやかで白ビール独特のバナナ香豊かなビールでした。
ペールエールは新鮮なホップの香り、キレも良く飲みやすくて最初の一杯には打って付けでした^^
 
クラフトビールの後はサッポロさんの「白穂乃香」を。
飲んだ事はあるのですが、やっぱり美味しい!
粒子が細かく、さらさらとした飲み口はドラフトならではの味わい。すうっと喉に染み渡っていく感じが幸せー。
 
スタッフさんに色々と聞いていたら、メニューにはないボトルビールを出して頂きました。
静岡のベアードビールの「ライジングサン」。
このブログを始める前、高田馬場にある直営店に行った事がありますが、とても革新的で個性的な醸造所という印象でした。
またいつかレポートしに行きたいです。
 
次に(まだあるんかいっ)ベルギーのティママン「PECHE」。
ピーチのフルーツビールですが「ランビックビール」という野生酵母を使ったビールの一種で、甘みもありますが酸味もあってそのバランスが良く味わい深いです。
最後に(まだあるんかいっっ)「Shibuya Beer」で締めくくり。
この時は全く知らず、ENERGYと書いているのが気になっていましたが何とマカを使ったビールだそう。
それを知って飲めばまた別の味わい方が出来そう。
柑橘系と土っぽさのある不思議な感じでした。
 
スタッフさんが一生懸命で可愛くて、お言葉に甘えてこんなに飲ませて頂いて嬉しかったです^^
見た目はレトロさもありますし、ビアホールと言う名前からも少し歴史があるのかなと思いましたがまだオープンして6~7年の新しいお店。
元々はカレー屋さんだったとか、名前がまた変わって「立川市民食堂」になるのだとか、謎が残りました(笑)。
まだまだ飲食店、特にお酒を扱うお店には厳しい状況が続きますが、きっとまた外で楽しいビールが飲める日が来ると願ってやみません!!


 

QUAYS(ハンマーヘッド)

2021-03-16 18:00:00 | ビールのお店
横浜みなとみらいの商業施設、ハンマーヘッドのセブンイレブンに行った後は、
同じくハンマーヘッド内にあるビール醸造所を兼ねたレストラン『QUAYS(キーズ)』さんに初来店^^
 
一階にある扉を開けるとカウンターとお酒の数々、奥にビールのタンクが広がります。
お店は1階と2階からなるのですがコロナの自粛の関係で、残念ながら2階は閉鎖されていました(涙)。
本来は2階はみなとみらいが一望できるオープンスペースがあるのです…。残念っ。
 
この日のタップは9種類。
パイントが1100円から1300円、ハーフが550円から650円です(ダブルヘイジーIPAはワイングラスで700円)。
その中から4種類を頂きました。
まずはホリデーウィートエール、冬限定のビールだそう。
優しい甘みがあり、4.5%のアルコール度数で軽やか。
個性的なのはシナモンの味わい。そこにメープルとバニラの風味が絡み、何ともほっとする冬らしい白ビール。
そして一緒に飲んだのは、ヘイジーIPA。
華やかなホップの香り、柑橘系のフレッシュ感がありつつも柔らかい口当たりが飲みやすかったです。
 
次はクランベリーエール、フルーツビールですがアルコール度数は6%と高め。
クランベリーの甘さを想像していましたが、思ったより甘みは控えめ。
程よい酸味が効いていて良いバランス感がありました。
最後にダブルヘイジーIPA、アルコール度数9%のしっかりとした飲み口。
QUAYSさんの1周年記念として造られたビールで、今まで造られたビールの中で一番高いアルコール度数だそう。
パンチはありつつも、パイナップルやバナナなどのトロピカルな風味が滑らかさを与えるビールでした。
 
今回は4種類を頂きましたが、印象としては個性やパンチ力はそこまでなく全体的に飲みやすく仕上げてるのかなという感じ。
ビールと共にジンも蒸留しているというのがまたまた興味をそそられます(今はビール以外も勉強してる私)。
因みにお料理も豊富で、看板商品のサーモンの3種盛り合わせをチョイス。
ピースでは5種類ものサーモンがありました。それぞれ個性があって美味^^
コロナが落ち着いたらまた行きたいなぁ。