Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

八ヶ岳ビール(山梨)5種飲み比べ

2021-08-02 18:00:00 | 日本のクラフトビール
クラフトビールの通販専門店「CRAFT BEER STORE」さんで初購入した、山梨県清里のクラフトビール『八ヶ岳・タッチダウン』の5種類のビールを贅沢に飲み比べしました^^
「CRAFT BEER STORE」はtwitterで知った情報で、緊急事態宣言中は1500円以上購入で送料無料のキャンペーンをしていたので早速購入。
ビール仲間と一緒に家飲みいたしました!
 
5本並べると圧巻!!
ワクワクが止まらない!!
なんて贅沢な眺めなんでしょう(キラキラ)。
「八ヶ岳ビール」は山梨県清里にあるブルワリー。
清里開拓の父であるポール・ラッシュ博士は、日本にアメリカンフットボールを最初に導入した方でもあるそう。
清里開拓の父であり、日本におけるフットボールの父とも呼ばれているビッグ・ファザーなんですねー。
「タッチダウン」という名前の由来はそこにあり、「美味しさ」と「感動」という「ゴール」を目指して命名したのだそうです。素敵。
 
まず頂いたのは「ファーストダウン」。
名前の通り、一杯目に飲むのを意識して造られたビール。
強めの炭酸がそれを喉越しの良さとキレを生み出しているのが分かります。
クセもなく、とにかく飲みやすい!確かに一杯目にクイッと飲みたいビールです。
地元産の「梨北米」、米と相性の良いカナダ産の麦芽・チェコ産ザーツホップを使用した一杯目専用、なるほどの飲み口でした。
 
次は「清里ラガー」、これも梨北米が使用されています。
「ファーストダウン」比べて味わいはありますが、こちらもクセがなくスッキリとした飲み口。
くいくい飲めてしまうマイルドさ。
 
そして「ピルスナー」。
単体で飲むと分からない様な味の違いが、飲み比べをすると分かるような飲み口。
他の4種類とはまた違った味わいが感じられて、まろやかさと麦芽のコクを楽しめます。
ドイツのハラウタ産ホップを使用した香りと旨み。

ここからは色合いが変わり、「デュンケル」。
色の濃さから想像した様な重みはあまりなく、甘みがありつつも意外にサラッといけます。
カラメル麦芽の濃厚をちょっと感じながら、でもそんなに腰を落ち着かせる事もなく…と言うのはまだまだいけるというビール愛好家の一意見であります(笑)。
まぁ、デュンケルとしてはとても飲みやすいのは違いない。
 
最後に「プレミアム・ロック・ボック」、今回飲んだ中では一番高いアルコール度数7%。
「デュンケル」と同じように、色の濃さにしては飲みやすさが印象的。
カラメル感・ロースト感どちらもあるのですがガッツリはしてない。デュンケルの方が甘みは控えめでした。
黒系の二つは酸味もあるので飲みやすさがあったのかも。
 
八ヶ岳ブルワリーは「萌木の村」という施設があります。
私は初めて知りましたが、造りたてのビールが飲めるだけでなく博物館や清里ならではの自然が楽しめる村!
あー、行きたくてしょうがないっ!!
今回飲んだ5種類は、それぞれの味わいは勿論ありましたが全体的に飲みやすい印象が強かったです。
そのビールを生で、造り立てで、自然の中で…楽しみたいものです!!
 
嬉しいかな悲しいかな(実際は悲しいけど)、緊急事態宣言が延長されたので「CRAFT BEER STORE」さんの送料無料キャンペーンも延長中!
外で飲めない今、是非皆さんも色んなクラフトビールを家で楽しみましょう!!
また緊急事態宣言延長でまだ1か月もあるから、私もまた利用させて頂きます^^
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箕面ビール・彩田一APPLE & MALT(大阪)

2021-06-16 18:00:00 | 日本のクラフトビール
今やクラフトビール界では超有名な大阪の「箕面ビール」。
その箕面ビールから新しく出来たシリーズ『彩田一(サイダハジメ)・APPLE &MALT』を頂きました^^

濁りが強い淡い黄色が特徴的。
リンゴとグレープフルーツの爽やかな香りに柑橘系のホップの軽やかさ。
ジューシーで、思いの外苦みもあります。
ネーミングから、ジュースみたいなニュアンスを感じていましたが、甘さは控えめ。
麦芽感や酸味が効いていて、想像よりも味わいがありました。
これは国産のリンゴ果汁ち麦芽をベースに、グレープフルーツを加えて、イギリスのお酒であるサイダーをイメージして作られたニューテイストのお酒です。
ジューシーさ酸味にキレの良さが、とてもドリンカブル。
ホップもシトラ・カスケード・センテニアルを使用していて、こだわりを感じます。
『APPLE &MALT』は彩田一シリーズ初の商品で、1月19日に発売された季節限定のビールです。
箕面ビールというとお猿やアルファベットのラベルが印象的ですが、またそれとは全然違うアプローチのイラストも楽しい^^
「彩田一」シリーズは今後も不定期で造っていく予定だとか。
 
時々覗くコアなお酒屋さんに箕面ビールは結構入荷していて、それが楽しみでもあります。
以前紹介した『箕面ビール・桃ヴァイツェン』もそのお店で購入したもの。
シーズナブルビールも入荷してくれてるのは、本当にありがたいです。


 

OH!LA!HO BEER・雷電閂IPA(長野)

2021-06-06 18:00:00 | 日本のクラフトビール

長野のクラフトビールメーカーの一つである『OH!LA!HO BEER・雷電閂IPA』を頂きました^^
OH!LA!HO BEERの商品は今までもいくつか飲んだ事がありますが、ブログでは丁度1年前に『OH!LA!HO BEER・ゴールデンエール』を紹介していました。
OH!LA!HO=“おらほ”とは長野の方言で“わたし達”“わたし達の地域”といった意味があります。
長野県の東御市(とうみし)に醸造所を構えています。

以前長野に行った時にもこのビールを頂いた事がありますが、目を引くこの缶のデザインはサイバーパンクをモチーフに、疾走感をイメージして作られたものだそう。
歌舞伎っぽさがありますが、歌舞伎役者ではなく力士がモデルになっています(後述)。

 
赤みがかった琥珀色、少し濁りもあります。
アロマホップの香りが鼻腔を刺し、パンチがある感じ。
苦みもしっかりとあるのですが、しつこさはなく「小気味の良さ」という表現がしっくりくる後味。
旨みもあってとても美味しいIPAでした。
 
モデルになったのは地元の伝説の力士「雷電為右衛門(らいでんためえもん)」。
21年の現役生活での勝率は何と9割6分2厘を誇っていたのだとか!
その雷電を「過去と未来の融合」をテーマにして開発されたこのビール。
ホップのパンチ力と華やかさ、飲みごたえがありつつもドリンカブルという味わいがテーマにぴったりです。
 
雷電はあまりに強すぎたので、4つの禁じ手があったと言われていて、その内の一つが「閂(カンヌキ)」だそう。
禁じ手をIPAで表現するという、そのロック感もたまりません!


因みにこれを飲んだ翌日、偶々プライベートで訪れていた場所に「雷電稲荷神社」が!!
新宿御苑の近くにある小さな神社なのですが、こんなタイミングでそんなスポットを知るとは本当に思いも寄らず…。
後で調べた所、力士の雷電とは無関係でしたが、こういう偶然が単純に嬉しくありがたく思えるのです。


 
 
 

LUCKY BREW3種飲み比べ

2021-01-22 18:00:00 | 日本のクラフトビール

2021年に入って早いもので1月も後半となりました。
年末年始をバタバタ過ごし、新年になって心機一転!!と張り切っていた所に飲食店の時短要請。
何かと落ち着かない日々でございます(>_<)
ビールはちゃんと(?)飲んでいるのですが、ネタばかりが溜まって行く一方で中々更新出来ず;;
ここに来てようやく!今年の飲み初めのビールの紹介です(遅っ)。

2020年の飲み初めと同じ『LUCKY BREW』さんの商品。
去年はネズミ年という事で『LUCKY MOUSE』でしたが、今年はウシ年なので限定醸造の『LUCKY COW』を。
干支シリーズは限定品ですが、スタンダード商品の『LUCKY DOG』と『LUCKY CAT』も合わせて購入し、
折角なので3種の飲み比べをしてみました。
以前からやってみたいと思っていたのでとても良い機会^^

 
三つともそれぞれの個性がしっかりあるのに飲みやすいビールでした。
 
まずはやっぱり丑ビール『LUCKY COW』で乾杯。
セッションIPAで、少し濁りのある黄金色。
シトラホップの香りがアタックし、爽やかさと苦みが良いバランスです。酸味も旨みもしっかりしています。
このビールには日本酒に用いる米を一部使っていて、それがホップ感を強調しているのだそう。
『LUCKY BREW』は日本酒の『黄桜酒造』さんの製品なので、こういう作り方もされているんです。
 
次は『LUCKY CAT』、ホワイトエールで淡くて濁りのある黄金色。
爽やかな柑橘系は柚子の香り。そこに和山椒を使っているのでピリッとアクセントとして効いています。
白ビールの甘みというよりは断然香辛料の風味が強くて、以前飲んだ時の印象より個性を感じました。
こちらも米(山田錦)を使用していて、香辛料が効いているとはいえ飲み口はライトです。
 
最後に『LUCKY DOG』、ペールエールで赤みの強いブラウン。
麦芽の香ばしさがふんわりと鼻を過ぎます。飲み口もこっくりしていて甘みも感じました。
カスケードホップを使用していてほんのりと柑橘の風味のするこれまた個性のあるビール。


味わいは三者三様でしたが、全部アルコール度数は5%なので飲みやすさがあります。
私がこのビールを初めて見た時は「DOG」と「CAT」の二つでしたが、今は『LUCKY CHICKEN』も定番になってるみたい。
勿論それもまた飲みますよーーー。
と、スタートダッシュに欠けた年始となりましたが、今年も更なるビール道を突き進んで行きます!!

箕面ビール・桃ヴァイツェン(大阪)

2020-09-30 18:00:00 | 日本のクラフトビール
このブログを始めた後にtwitterでもビールのアカウントを作り、嬉しい事に少しずつビール好きの方達との交流が増えて来ています。
そんな中最近よく見かけるし気になっていた『箕面ビール・桃ヴァイツェン』。
今月22日に行った「Brewskival(ブリュースキーバル)」で箕面ビールも出店していたので、一緒に行った友達にその話をしたその帰り道の事…。
ふと寄ってみた小さな酒屋さんに偶々置いてあり(しかも一本だけ!)、勿論即購入しました!!
願えば叶うって本当にステキ(キラキラ)!!
 
泡のきめ細やかさが美しい。小麦の甘みがしっかりと香ります。桃自体の香りは思ったより控えめ。
飲み口はとにかく柔らかくて優しい。これは話題になるはずです。
桃の果汁感が瑞々しくも繊細に残る、優しい白ビールでした。
 

箕面ビールは大阪のクラフトビールで、定番ビールと季節限定のシーズナブルビールがあります。
箕面には行った事があり箕面ビールも飲んだ事があるし、家に飾ってある2枚のビールの手拭いは箕面ビールと手拭い専門店にじゆらさんとのコラボ商品で、
毎日目にしているのでとても親近感があるビールメーカーです。
でもシーズナブルビールとして色んな種類のビールが毎年造られているとは知りませんでした。
そしてこの桃ヴァイツェン、毎年恒例の夏のビールなのですが、その中でも4種類のバージョンがあるとの事!
いやぁ、そりゃ話題になるわけだーー。(そして当然の様に飲みたくなる笑)。
桃は和歌山の八旗(はっき)農園さんの「あら川の桃」を使用していて、その日に採れた新鮮な桃を全て手作業で丁寧にピューレ加工しているそう。
その贅沢さを感じられる納得の美味しさです!!
因みに10月9日に桃ヴァイツェン・川中島ヴァージョンが発売されるそう。
これは…お誘いの響きにしか聞こえない(笑)。

季節限定のビールも8種類あり、今後の販売状況もチェックした所、12月頃に発売予定の『ゆずホ和イト』が特に気になっています。
定番ビールでも6種類ありますし、改めて飲んでみたいなぁ。
いやぁ、本当に知れば知るほど飲みたいビールがどんどん増えて行きます!