Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

COEDO3種飲み比べ②

2020-09-14 18:00:00 | 日本のクラフトビール
今月の頭に「COEDOビールの3種飲み比べ」をしました。
その時にCOEDOビールには全6種類があるので後の3種類も飲み比べしたい、と書きましたが、
早々にその願いが叶いました^^
今回飲んだのは『白』『紅赤』『漆黒』の3種類です。
前回の3種は缶ビールでしたがこの3種は瓶しか発売されていませんでした。
 
その名前が示す通り、3種3様の色が目も楽しませてくれます!
 
まずはヘフェ・ヴァイツェンの『白』。
フルーティーな良い香りが広がり、バナナの様な柔らかさと酸味が相まって爽やかに頂けます。
白ビールはやっぱり最初に飲みたいビール。
無濾過ビールならではの白濁色が特徴的。滑らかな舌触りが心地よいです。
 
次にオリジナル・エールの『紅赤』。
COEDOビールと言えばこの紅赤。川越の名産である薩摩芋から出来たビールで、COEDOビールはこのビールからスタートしたのです!
川越に行った時にも飲みましたが、やはりすごく印象に残っています。
色も赤みが強く、薩摩芋で造っているだけあって個性的なしっかりとした味わい。
ホップの苦みも絶妙なバランスで効いています。
 
最後にブラック・ラガーの『漆黒』。
アロマホップが香り、ロースト感はしっかりあるんだけどしつこさが全くなく、意外にさっぱりと飲める黒。
長期熟成していて、2種類のブラックモルトの他、6種の麦芽を使っていて、それが重すぎない飲みやすさを創り上げています。
 
古くから川越には、土壌を健全に保つための「緑肥(緑の肥料)」として麦を植えるという農法があるそうです。
それを使ってビールを造ってみては?という所から出来たのがこのCOEDOビール。
今や観光土地の「地ビール」としてではなく、「クラフトビール」として新たな概念を2006年から提案されています。
2015年にはCOEDO Craft Beer 1000 Laboを開設、2016年にはCOEDOクラフトビール醸造所が誕生。
もうこれは行くしかない!ワクワクがどんどん増えて行きます!!


 

COEDO3種飲み比べ

2020-09-02 18:00:00 | 日本のクラフトビール
今や日本のクラフトビールの中ではメジャーな存在である「COEDO」。
私も飲んだ事は何度か飲んだ事がありますし、数年前に地元川越にも行きました!
今回は改めてその「COEDO」ビールの飲み比べをしてみました^^
COEDOビールには6種類があるのですが、今回は「毬花」「瑠璃」「伽羅」の3種類です。


まずはインディア・ペール・ラガーの「伽羅」。
ホップの香りが効いていて、苦みもしっかりとあります。ローストしたような甘みも感じました。
白葡萄やスパイシーな柑橘を感じさせるアロマホップを使用してるそうです。
アルコール分も5.5%とちょっと高めで、味に膨らみを与えています。

次にセッション・IPAの「毬花」。
華やかなホップの香りが弾けるような賑やかさを醸し出していました。
こちらはシトラスを想わせるアロマホップを使用。アルコール度数は4.5%と低めで、
それがしっかりしたフレーバーとクリアな飲み口を両立させているんですね。
毬花という名前はホップの花の事で、その製法にちなんでいます。

最後にピルスの「瑠璃」。
先の2つに比べるとやはり香りは控えめ。すっきりと飲みやすいんですが麦芽の甘みも感じる美味しさでした。
味に深みがあるんですね。ホップのバランスのとても良いビールです。
瑠璃というだけあって透明感のある綺麗な黄金色をしています。

 
COEDOは厳選した素材を用いて、日本の水と職人の手によって、世界最高水準のビール造りをしているブランド。
強烈な個性の追求ではなく、細部にまで目を配り、繊細なバランスをとるということを醸造哲学として追求しているそうです。
今回飲み比べをして、それぞれの個性がちゃんとあるのを感じましたが、確かにそれが強調されている感じではなく、
とてもバランスがとれた味わいをしていました!
数年前に川越に行った時に初めて飲んだビールではありますが、勿論名前は知っていました。
赤いラベルのビールがさつまいもで醸造されていると聞いて、びっくりした覚えがあります。
そして川越の街並みもとても素敵で、その光景と美味しいビールが良い記憶として残っています。
最初にも書いたように、COEDOビールは全部で6種類あるので、後の3種類もまた飲み比べしてみたいなぁ。
…いや、きっと近々します!!

TOKYO CRAFT・GOLDEN ALE2020

2020-08-28 18:00:00 | 日本のクラフトビール

TOKYO CRAFT PALE ALE2020」を飲んだ後に、「GOLDEN ALE2020」が出ているのを知り、
ちょっと前に購入していたんですがやっとありつけました^^

名前の通りきれいな黄金色。
5種のホップを使っているだけあって、香りが楽しくて広がりを感じます。
飲み口はコクがありつつも、爽やかでクイッと喉を通り抜けました。
繊細さのある麦の味わいが豊かなビールでした。


5種類のホップは「ペルレ・シトラ・ハラタウブラン・ネルソンソーヴィン・テトナンガー」。
3種類は初めて聞いた名前です。
ホップの種類によって味が変わるのはまだまだ勉強不足なので、
こんなに多くのホップを使う事で複層的な味わいになるというのはとても面白いです。
 
爽やかな香りと軽快な後口が楽しめる中身に仕上げているというこのビール。この暑い時期にはピッタリです!!
期間限定のようなので、もしかしたらもうレア商品かも(?)
今回こうして「TOKYO CRAFT」のシリーズを調べていたら、樽生でも飲めるお店があるようで…。
これは行かずにはいられないと思う私であります(笑)。


 

J-CRAFT3種飲み比べ

2020-08-19 18:00:00 | 日本のクラフトビール
職場の方がおススメしてくれたのをきっかけに「J-CRAFT」さんの3種類ビールの飲み比べをしました^^
飲む前に少し調べてみましたが、「J-CRAFT」という醸造所があるわけではなく、
日本各地(今は6つ)の醸造所と提携して、その個性豊かなクラフトビールを
熱を加えず・酵母を残したまま・10℃以下でチルド輸送するという事にこだわったブランドです。
「ブルワリーで飲むビールの美味しさ」を全国に届けたい!という熱い思いが込められています。
今回飲んだのは「ベアードブルーイング・毬花ペールエール」
「ベアードブルーイング・黄金IPA」「DHCビール・爽快ヴァイツェン」「の3種類。

まずは「ベアードブルーイング・毬花ペールエール」を。
強い赤みが特徴的で、3つ並べて比べてみるとその色の違いは歴然です。
ホップの香りとコクを感じ、苦みが効いていて後味も楽しめました。
 
次に「ベアードブルーイング・黄金IPA」、最初におススメしてくれたビールです。
茶色がかった色味、ペールエールより香りは控えめですが、飲むと華やかなホップが広がって苦みが残ります。
柑橘系の感じがある酸味もあって個性のある美味しさでした。
 
そして「DHCビール・爽快ヴァイツェン」、まさかの1週間前に飲み比べをした「DHCビール」被りにびっくり(笑)。
「この前飲んだばかりだしー」と思いつつ飲んでみると、「んっ?何か違うような気がする!」。
多分違うと思うんですが…確実ではありません(汗)。
香りはバナナのような優しい甘みを感じ、飲み口は爽やかでした。


今回の3種類は全部静岡のビールなんですが、「J-CRAFT」さんが出しているのは他に宮崎のひでじビール・岡山の宮下酒造のビールもあります。
ブランド理念から推し量ると、今後他のビールも出してくれそうな予感…。
岡山の「マスカット・ピルス」は去年旅行した時に飲んだばかりだったので、それが選ばれているのは単純に嬉しく思います^^
そして飲み比べはやっぱり楽しくてしょうがない私なのであります!!


 


 

DHCビール4種飲み比べ

2020-08-10 18:00:00 | 日本のクラフトビール
化粧品やサプリメントで有名なあの「DHC」さんがクラフトビールを造っているのはご存知ですか??
私は数年前に行ったビールのフェスで初めて知ったんですが、「え?!あのDHC?!」と思わず二度見三度見しました(笑)。
その時に1種類は飲んだのですが、今数量限定・初めての人限定でクラフトビール4種類セットを
1000円で(しかも送料込み!)販売しているのを知り、思わずポチッとしてしまいました^^

DHCのビールは全5種類のようで、今回のセットは「ラガービール」「ゴールデンマイスター(無濾過)」
「プレミアムリッチエール」「ベルジャンホワイト」の4つ、セットにないのは「ブラックラガー」でした。
ビール友達と一緒に開封!一気に注ぐだけでテンションが上がります!

まずは「ラガービール」、あっさりとしててキレがあり、後味に麦芽の甘みが残る飲みやすいラガー。
アジア・ビアカップ2016年のライトラガー部門で金賞を受賞しています。

次に「ゴールデンマイスター(無濾過)」、「ラガー」よりあっさりしてて4つの中では個性が低かったです。
ただ、無濾過だからか最初に飲んだ時と時間を置いて飲んだ時の味が違っていて、びっくり。
そういう味わい方があるからビールって面白いんですよねぇ。
ジャパン・グレートビア・アワーズ2019年のジャーマンスタイル・未濾過ラガー部門で銅賞を受賞。

そして「プレミアムリッチエール」、4つの中でも特に色が濃く、華やかなホップの香りが印象的。
ふくよかさとコクを感じる美味しいエールでした。
ジャパン・グレートビア・アワーズ2019年のアメリカンスタイル・エクストラ・スペシャルビター部門で銀賞を受賞。
 
最後は「ベルジャンホワイト」、フルーティーで小麦の軽やかさと味わいを楽しめる白ビール。
ジャパン・グレートビア・アワーズ2019年のベルジャンスタイル・ウィットビール部門で金賞を受賞しています。
美容専門のDHCさんだからこそ、目指しているのは「きれいなビール」だそう。
富士山の伏流水を使って造られたビールは、やはりこだわりを感じます。
飲み比べすると、その違いを感じられるのですごく楽しいです!
数量限定のセットなので、ご興味がある方にはお勧めです!!
ブラックラガーも飲んでみたいなぁ。