最初のベルギービール、オーソドックスな物から紹介しようと思っていましたが、
クリスマスの限定品が出ていたので飛びついてしまいました。
「グーデン・カロルス・クリスマス」=「Gouden Carolus Christmas」です。
ほぼ黒で少し透明感のある濃い褐色がまず印象的。
香りはスパイス系・フルーツ系・コーヒー等、本当に複雑です。
飲み口はガッツリ!!
コーヒー・スパイスの後に、レーズン・プルーン等の甘みが包みます。
アルコール度数も高いし(何と10.5%!)、すごく飲みごたえのあるビール。
味の濃い目のチーズを少しずつ摘みながらじっくり味わいたいスペシャルビールです。
ビールは造り方や場所にちなんだものなどで色々な種類に分けられますが、
そのカテゴリーに属さない多くのビールがあり、スペシャルビールと呼ばれています。
それぞれ造られる地域の風土と深く関わった個性的なビールで、味わいはさまざま。
グーデン・カロルスは、「ヘット・アンケル醸造所」のあるメッヘレンで育った
ハプスブルク家出身のローマ皇帝カール5世にちなんだ銘柄。
このグーデン・カロルス・クリスマスは、2002年に38年のブランクを経て
ヘット・アンケル醸造所が醸造を再開した数量限定のクリスマスビールです。
毎年8月に醸造され、数ヶ月熟成する事で最高のバランスを生み出しているそう。
本当にクリスマスに照準を当ててしっかり造られたビールなんですね(ふむふむ)。
リッチでフルーティーなアロマの秘密は、醸造過程で数ステップに分けて投入されるハーブ。
原材料を見てみても、麦芽・ホップの他に「カラメルモルト・小麦麦芽・スターチ・
コリアンダー・オレンジピール・アニス・リコリス・糖類」と、副原料の種類の多さにびっくりします。
期間限定のビールはいつも飲みたいと思いながら、結局飲めずに終わってしまう事が今までは多かった気がします。
このブログを始めたし、今後は積極的に飲んでレポートしていくので、お楽しみに(私が楽しい)!!
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