弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

ああ・・・裁判員裁判。

2014-10-03 | 弁護士のお仕事。
弁護士1年目の時に、

どうやら私の背中には、裁判員裁判の神様が乗っかっていたようで、

3日間で、

立て続けに2件裁判員裁判の担当が降ってきたことがありました

その後、色々あったのですが、

経験数を淡々と増やしております  


裁判員裁判の特徴は、

裁判の最初に、弁護人も冒頭陳述をするところだと思うのですが・・・、


毎度毎度、

どの位置に立って、話をしようか考えます

J が裁判官

P が検察官

B が弁護士  の席です

ピンクの斜線は証言台ですよ。


自分の席で話してもいいのですが、

αだと、正面でいいですね

βが、ベストかもしれませんが、

完全に暗記(ペーパーレスという)できていない場合、

緊張してしまって話が詰まってしまう場合、大事故になってしまいます

γの位置に、譜面台を立ててお話をされた先生も拝見したことがあります


今回は、

原稿の半分は暗記して、βで話して、

話を切り替える時に、

αに移動して、ペーパーを見ようと考えていたのですが、

βですと、

どうにも近すぎてしまって、見渡せないといいますか、気まずい・・・。

つい、ずっとαの位置でやってしまいました

暗記(ペーパーレス)にして、裁判官・裁判員を見ながら話しますと、

裁判員の方はチラチラこちらを見てくださるので、

弁護人の思いが伝わるような気分があるのですが、

裁判官の方は馴れているので、

(ああ・・・ペーパーレスでやるタイプの人ね)

という程度の印象しか持たれていないような気分でした




【埼玉県熊谷市 熊谷駅前の法律事務所】

こばと法律事務所
弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)
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