段ボールと履歴書。

「頑張って履歴書を出しているんですが、なかなかパートが決まらなくて・・・」

このように、おっしゃる相談者・依頼者のかたは少なくありません

離婚した後の生活の目途を立てるため、

民事再生を成功させるため、

・・・様々な目的を持って、一念発起されたものの、

就職活動・・・大変なものです　

「なかなか就職が決まらないと、

　自分が否定されたみたいな気分になって、落ち込みますよね。

　でも、弁護士になるにも就職活動は大変なんですよ

　何十通と履歴書を出したりするんです私もそうでした」

「何十通」と申し上げると、

「あら、まだまだ足りないわ、私」と、笑ってくださる相談者・依頼者の方もおられます

もう少し頑張ろうと思っていただけるのであれば、（少し恥ずかしいですけれども）お安い御用です



私が弁護士になるために就職活動をしていた頃は、

合同説明会というものが開かれることがあって、

いくつもの法律事務所といくつもの企業が、ブース（場合によってはお部屋）を設けて、

説明をしてくれていました　　


そのような合同説明会には、

何百人もの司法修習生が殺到するので、大混雑です　　

その場で、履歴書を出すシステムでしたので、

各ブースに段ボールが設置されていて、

そこに履歴書を裸で放り混む運用でした

きっと立派な学校や経歴や職歴が記載されている履歴書もあるのでしょうが、

みんな、段ボール

少し、シュールですが、履歴書を見ていただけるのはありがたいことなのです

実際に面接にお声掛けしてくれるところもありました

・・・このような説明会に出ると、出した履歴書の数はあっという間に２ケタになります。




こばと法律事務所
弁護士　　生井澤　葵（なまいざわ　あおい）

　　　　　　　　　【プロフィール】
　　　　　　　弁護士・中央大学法科大学院実務講師・JADP認定夫婦カウンセラー
　　　　　　　女性の弁護士ということで、夫婦の問題や、男女の問題についての相談が集まり、
　　　　　　　その分野の問題を多く取り扱っています（その他、交通事故・借金の問題等も取り扱っております）。
　　　　　　　ホスピタリティのある法律相談ができるように、カウンセラーの資格も取得しました。
　　　　　　　ある日、普通の方が、ふとぶつかってしまうような法律の問題を、
　　　　　　　分かりやすい言葉で、丁寧に説明することが得意で、
　　　　　　　法律事務所・弁護士に相談することのハードルを下げるために、情報を発信しています。
　　　　　　　法律相談・講演依頼等、お仕事のご依頼は、こばと法律事務所にご連絡ください。

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