ひたひたと近寄ってくる民法改正です中央大学法科大学院にお手伝いにうかがったところ、
授業の中で民法改正についてもお話を伺えました。
ありがたいことです
民法改正で、私がほっこりした点について勉強のし直しが必要になるので、
（勉強というか、新しい条文に目をとおす）
改正は面倒ですが、私がほっこりした場所についてです。
【今の民法】
第五節 債権の消滅
（第三者の弁済）
第四百七十四条 債務の弁済は第三者もすることができる。・・・・
学生時代、私はこの「債務の消滅」の節が、
第三者の弁済から始まることが、本当に、本当に、釈然としませんでした
債務は、当然債務者が弁済することが大原則でしょう
いきなり、脇から入るような始まり方が、しっくりこなくて仕方なかったのです。
そんな、
いまいち想像力がない（当たり前のことでも書いておいて欲しい）私の気持ちと、
何かがマッチしたのでしょうか。
【改正後の民法】
第六節 債務の消滅
第四百七三条 債務者が債権者に対して債務の弁済をしたときは、その債務は、消滅する。
ですよね～～！！！（しっくり）
当然すぎるので、本当に法律を理解している方に対しては“失礼”かもしれませんが、
しっくりしてしまいます。
弁護士として、まず一番注目すべきは、
やはり時効の変更だと思います
こばと法律事務所
弁護士 生井澤 葵（なまいざわ あおい）◆プロフィール◆埼玉県熊谷市の弁護士 ・ 中央大学法科大学院実務講師 ・ ＪＡＤＰ認定夫婦カウンセラー資格取得
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
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