弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

本【橋の上の「殺意」】。

2018-04-03 | 弁護女子の本棚。
本【橋の上の「殺意」】畠山鈴香はどう裁かれたか 鎌田慧著

秋田県で2人の小学生のお子さんが亡くなった事件です。

私が学生の頃に起きた事件であり、司法試験に合格する前に判決も確定しました

この本を書いておられるのは、

法律家の方ではありませんが、

丁寧な聞き取り調査や、裁判傍聴で、事件が語られており、

どのような事件だったのか???という、

私の興味をしっかり満たしてくださっています


私の頭は、法律の学者さんが難しい法律論を戦わせる世界には、

なかなか、ついていけなかったのですが、

実際の事件のルポタージュを読むことは、学生の時から好きでした


※自分のそういう面を信じて、司法試験に挑んだ部分がござます


判決や、裁判そのものは、

法律家たちの手によって相当程度加工されているものですが、

このようなルポタージュは「素材」「生々しさ」があります

そして、

私も法律家の端くれですので、

学生の頃より、

書かれていることの意味が分かり、また思いを馳せる部分もあります。

う~ん・・・弁護士になれてよかったなぁ・・・


ちなみに、

本【消された一家】北九州・連続監禁殺人事件 豊田正義著 も同じようなルポ系文庫として、オススメの本です。





弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)

◆プロフィール◆

埼玉県熊谷市の弁護士 ・ 中央大学法科大学院実務講師 ・ JADP認定夫婦カウンセラー資格取得

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

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