相続財産管理人の過払い訴訟。

相続財産管理人として、仕事をしている中で、

ふと過払い金を見つけることがありました　　

ふと・・・というよりは、

かなり粘着質に、遺されたお財布の中の紙切れなどを凝視して、

探しまくった結果ではあったのですが


※相続財産管理人とは？

　相続人がどなたもいない時。

　相続人がおられたけど、全員が相続放棄した時。

　遺産が残っていて、誰か、その処理をしてくれ～～～！と、関係者が申立をすると、

　裁判所から、仮の相続人的な立場で弁護士が選任されるのです。


通常の、過払い金訴訟では、

依頼者の方がおられるので、その方の経済的な状況とご希望から、

満額がっちり回収する以外のルートを取ることもあります　　

しかしながら・・・、

相続財産管理人の場合、

依頼者の方はいません

むしろ、私自身が本人の代わりなので・・・、

原告名が　亡●●●相続財産 代表者相続財産管理人弁護士生井澤葵　となります


何しろ、相続財産管理人は、

官報公告の期間などが長く、

どうしても時間がたっぷりあるので、

早期解決で慌てるようなことがありません

さらに、

私≒本人ですから、

過払いの会社の担当の方から、

「ご本人の意思をもう一度確認してください」と、

微妙な和解案を、ジャンジャン言われることもないのです

どっしりと構えて、

じっくり裁判ができる、この嬉しさ・・・

幸い、被告側もこちらのスタンスを理解してくれたので、

あっという間に、元金と支払い日までの利息全額のお支払をいただける和解ができました





弁護士　　生井澤　葵（なまいざわ　あおい）

◆プロフィール◆

埼玉県熊谷市の弁護士　・　中央大学法科大学院実務講師　・　ＪＡＤＰ認定夫婦カウンセラー資格取得

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

詳細なプロフィールはこばと法律事務所　弁護士生井澤葵　ＨＰをクリックしてください



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