弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

「試験どうだった?」の答えが分からない。(1)

2019-04-03 | 私のこと。


親御様なら、どなたでも聞いてしまう(聞きたい)ことではないでしょうか。

受験帰りのお子様に、

「どうだった???」の一言・・・

よくできたのか、全然すっからかんだったのか・・・???

何らかの情報を得たい、安心したい、心の準備をしたい・・・、

よくわかるのです。


ただ、

あくまで私個人のことですが、

私は、中学受験・高校受験・大学受験×2・大学院受験・司法試験×2・2回試験と、

徹底的に受験(試験)を繰り返してきましたが、

言わせていただければ、


「いや、ちょっと何と言っていいか分からない」

これが正直な気持ちでございます。

まぁ、大概、大人たち(塾の先生とか)はこうおっしゃいます。

「できたなら、できたって分かるから、“何と言っていいか分からない”なんていう子は、

 落ちてるか、ギリギリなんだよね」

・・・なんてことを・・・

試験の結果は相対的なものですし、科目数も多いので、

正確に・正直に述べようとすれば、私のような答えもあり得ると思うのです。

私の名誉のために申しますと、そこそこの結果は受験で出しております。


*    *    *



大人になって、

より言葉の使い方が上手になった今ならどう表現するか???そう考えているうちに、

ある傾向について、思い出しました。


「未だに試験問題について覚えている・・・!!!」


千葉県のS中学校の国語の試験

 「足袋」の読み仮名を書きなさい!  の問題に 「ソックス」 と書いたこと。

 文章題が「屋根の上のサワン」で、塾は「的中した!」と騒いでいたけど、問題自体は別に的中していなかったこと。


千葉県のT中学校の理科の試験

 まさかの魚のシルエットクイズで、 動物(魚類含む)好きの私は 聞かれていない魚の名前も答えたいくらい大喜びだったこと。


東京都のK中学校(女子校)

 面接が受験生5人まとめてで、

 いっせいに1人しかいない面接官の前にある机に受験票を置くのだけど、

 端っこだった私は、

 見えづらいかな?と心配で、机に対して並行に置くのではなく、

 面接官に見やすいように斜めに置くように位置を変えたら、

 それに気づいて微笑んでくださったこと。


東京都のG中学校(共学)

 算数の試験で板から円を2枚切り取って面積を求める問題が、

 塾の言うまさに「的中」だったこと。


東京都のO中学校(女子校)

 算数の試験で、まさかの二乗が出て、「中学生の分野だよね?」と突っ込みを入れたかったこと。


話は長くなるのですが、・・・覚えていることに驚きです。





弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)

◆プロフィール◆

埼玉弁護士会所属

埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院実務講師

JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

詳細なプロフィールはこばと法律事務所 弁護士生井澤葵 HP