法科大学院で教鞭を取っている私ですが、
授業の中で学生さんに意識して伝えるようにしていることがあります。
けっ!!!
偉そうに!!!
あおい先生は、へっぽこな弁護士が似合うんだよ!
教鞭を取るなんて単語、似合ってないよ!!!
似合う・・・似合わない・・・ですと、
確かに似合ってないかもしれませんが・・・。
それでも、来年度、2025年4月~も授業の予定は入っているので、
中央大学法科大学院をまだクビになってはおらず・・・、
やっぱり、教鞭を取っているというのは真実ですよ・・・。
私の考えですが、
弁護士の仕事は、
依頼者が満足してくださる結論を目指すことです
例え、法曹関係者(同業者)が、
「すごい判決取ったね!」
「圧勝じゃん!」
と褒めてくれる仕事をしたとしても、
自分の依頼者が、結論に満足してくださらなかったら、それは悲しいことです。
私は裁判官や同業者に褒めてもらうための仕事は、していません。
周りの方から見て、
「え?どうしてそんなことしたの?」
と思う方針を取ったとしても、
それは、
依頼者の方と何度も何度も話し合って決めたものです。
当然、依頼者の方の言いなりになるのとは、また、違います。
さまざまなシュミレートをしたり、
私のお勧めの方針をお伝えしたりしますよ。
ということで、
裁判所という、ひな壇の上から見た「いい結論」と、
依頼者と二人三脚をする中で見つけた「いい結論」は一致しないことがあります
このような私の考えは、
全ての弁護士の先生と同じとは言えませんが、
同じように考えておられる先生もたくさんいらっしゃる筈です
ですから、
このまま裁判を続ければ、画期的な判決に繋がるかもしれないぞ
と、思われるような裁判であったとしても、
場合によっては、
続けないという選択をする先生もたくさんいらっしゃると思うのです
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
吾山ビルⅡ 4階
電話:048-969-3801
(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです)
◆プロフィール◆埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
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