山麓の路端で。ピンクのアジサイのような花はボタンクサギ。
クサギとは野山にいっぱいあって、葉をもむとちょっとモワッとくっさいが、花はすっきりした香りの在来種です。
しかし、このボタンクサギは外来種で、観賞用に持ち込こまれたものが、野山に植えられたりしている。花が派手で「きれい」だから、考えの浅い人が、世のため人のためと植えてしまう。そこへ大きな黒い蝶、モンキアゲハなやつがたくさん集まっていた。
ますます植えたくなる人が出てくるのではと心配になる、
以下はトンボさん
次はナニ蝶かな? 最初アサギマダラかと勘違い。翅をばたつかせずすいーッと滑空。
しかし翅の下端部がオレンジ色で。
木はエノキ?
画像検索してみました。どうも特定外来生物「アカホシゴマダラ 学名:Hestina assimilis」じゃぁないかと!!
この蝶は日本では奄美大島辺りに分布していて温暖化で北上もあるけど、こやつは中国大陸系の亜種が関東方面で見つかり。その後あちこちで発見されていうという。
昆虫には詳しくないのいい加減なことを書くかもしれませんがアカホシゴマダラはマダラチョウではなくタテハチョウだそうで、タテハチョウ科の中にタテハチョウ亜科やマダラチョウ亜科があるってさ。
昆虫は足が六本と思い込んでだが、タテハチョウは四本に見え、実は二本を隠しておるんだとか。こんなこと色々覚えるつもりは無いんだけど。
ネット検索すると色々昆虫マニアさんの記事が見つかる。この蝶を特定外来に指定することに疑問を持つ人も。
単純に自然保護を叫ぶ人たちに、特定外来の「害蝶」に指定するのは在来種と競合し、在来種を絶滅に追いやるとか、在来種と交雑し遺伝子汚染をj引き起こすという言い訳があるが、今現在ではどこにその証拠があるかと。現在の状態は既に交雑の結果で、生態系というのは常に揺れ動いているという。さらに人類の国際結婚を排斥するのかまで話を拡大して。。。
私自身、自然保護に興味を持ってからヒステリックに保護を叫ぶ声に反発したりもしたし、こんな考えは国粋主義者になってしまうのではと気持ちもないとは言えない。
しかし基本的には自然保護派である。(大変いい加減な、不勉強な。。。 であるが)
完